レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2017年10月13日(金)・14日(土)・15日(日)・16日(月)
  • 一般 ボートピア玉川19周年記念 Wave21杯

    • 中村亮太
    • 4070
    • 中村亮太 /長崎
    • 星栄爾
    • 4216
    • 星栄爾 /静岡
    • 益田啓司
    • 4102
    • 益田啓司 /福岡

混戦必至!しぶとさが魅力のレーサー、浜名湖に揃い踏み!

「ボートピア玉川19周年記念 Wave21杯」は10月13日(金)から16日(月)までの4日間開催。しぶとさとテクニカルなレースでファンを魅了するレーサーが集結。ボートレースの魅力を満喫できそうです。

シリーズの中核は、中村亮太&益田啓司&松本勝也&渡邊伸太郎&星栄爾の5選手。優勝戦線を構成することでしょう。

その筆頭格、今年V5と大暴れしている中村亮太選手は、5月以降の来期適用勝率7.65で参戦メンバートップの成績をマーク。80.7%の3連対率は驚異的な数値。舟券作戦上、最も信頼に足る存在です。
誰もマネのできない特殊なプロペラ理論を編み出し、常に上位級に仕立ててくる中村亮太選手から目が離せません。

これに次ぐ益田啓司選手も今年、徳山(1月)・福岡(3月)・児島(7月)・芦屋(9月)で優勝と勢いがあります。
派手さはなくとも安定感あるレーススタイルは、ボートを良く知るファンにとって頼みの綱。枠番不利な際の連絡み候補として期待値は小さくありません。

さらに、近況勝率7.36をマークしている松本勝也選手は浜名湖V3。得意水面で今年4回目の優勝を狙うことになります。レースの流れに掉さすのではなく、ムリな力を加えない柔軟な展開力を駆使し混戦を抜け出してきます。キレイなレースでファンを魅了してくれることでしょう。

同じく、今年マスターズリーグを含みV3としている渡邊伸太郎選手(A2)も6.92とA1復帰を確定させています。ベテランの味わい深い戦いを堪能したいものです。

そして忘れてはならないのが地元の星栄爾選手。5月以降の勝率は6.97。自身最高勝率を獲得する(これまでの最高は6.66)可能性が極めて高くなっています。
かつての「全速戦ありき」のレーススタイルでははく、作戦の幅が成績をアップさせたのは事実。しかし、スピード戦法を忘れたわけではありません。思い切りのいい爽快なレースと細やかな戦いを通じ、『大胆さと繊細さの融合』を確認したい当シリーズです。

そのほか…
地元の御大将として存在感を示し続ける心優しき名人・金子良昭選手

浜名湖では、記念を含め納得度の高い好レースをみせる若林将選手

蒲郡ヤングダービーでGⅠ水神祭を飾ったばかりか、飛躍のきっかけをつかんだ片橋幸貴選手など、まさに粒揃いです。

10月13日(金)からの「ボートピア玉川19周年記念 Wave21杯」にご期待ください。

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