レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2023年6月29日(木)・30日(金)・7月1日(土)・2日(日)・3日(月)・4日(火)
  • G3 オールレディース ハマナ娘クルーカップ

    • 長嶋万記
    • 4190
    • 長嶋万記 /静岡
    • 三浦永理
    • 4208
    • 三浦永理 /静岡
    • 浜田亜理沙
    • 4546
    • 浜田亜理沙 /広島

長嶋万記選手を中心とした百花繚乱の戦いに期待!

オールレディース ハマナ娘クルーカップは6月29日(木)から7月4日(火)までの6日間開催。百花繚乱のバトルを堪能できるシリーズですが、中でもダントツのワントップが長嶋万記選手。昨年からの1年半でV9。今年は2月の蒲郡レディースオールスターを含めV6と比類なき力を誇っています。
「世界を大きく俯瞰するバードアイ」を大切にする長嶋万記選手は、たとえ苦しい状況にあっても冷静に方向性を見出そうとします。昨年の浜名湖オールレディースの覇者が大会の軸となることでしょう。

その長嶋選手と同期の三浦永理選手も成績上昇中。勝率6.45で来期(7月~12月)もA1としていますが、新期に入った5月以降の勝率は7.28。5月には若松と蒲郡のヴィーナスシリーズを制するなど完全に勢いに乗っています。

さらに、この両者に並ぶ勢いを誇るのが浜田亜理沙選手。昨年はV2でしたが、今年はすでに大村W優勝戦(3月)、蒲郡オールレディース(3月)、平和島ヴィーナスシリーズ(4月)で優勝。結果を残しています。

また、近況成績では51走して1着率39.2%という驚異的な成績をマークしている中谷朋子選手が他を圧倒。経験値だけでなく、自前の理論と感性を駆使したトップクラスの調整ノウハウを駆使しモーターを仕上げてきます。

さらに、柔軟で自在な戦いを貫く鎌倉涼選手は5月以降の31走で8.29の勝率をマーク。1着率45.2%、2連対率83.9%と3連対率90.3%という値は舟券作戦の大きな味方です。

そのほか…
G1優勝こそないものの、2021年の浜名湖レディースチャンピオン(優勝戦3着)と福岡クイーンズクライマックス(優勝戦5着)で活躍。今年1月の福岡を含め通算V12としている渡邉優美選手

地元浜名湖は2012年の一般戦をはじめ、2016年・2017年・2021年のオールレディースを制している池田浩美選手

6月初め、芦屋ヴィーナスシリーズで3コースまくりを決め自身2回目の優勝を飾った後藤美翼選手

攻めを基本とした戦法に時折変化を交え、ライバルが読めない戦いで勝機をモノにする金田幸子選手

今年5月に桐生のW優勝戦で自身7回目の栄冠を手にした清水沙樹選手など、注目選手は枚挙にいとまがありません。

6月29日(木)から7月4日(火)まで開催されるオールレディース ハマナ娘クルーカップにご期待ください。
(文中データは6月25日時点のものです)

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