レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2023年6月5日(月)・6日(火)・7日(水)・8日(木)・9日(金)・10日(土)
  • 一般 デイリースポーツ杯

    • 重成一人
    • 3908
    • 重成一人 /香川
    • 近江翔吾
    • 4643
    • 近江翔吾 /香川
    • 山崎郡
    • 4760
    • 山崎郡 /大阪

香川支部の重成一人と近江翔吾が中心の6日間開催!

「デイリースポーツ杯」は6月4日(日)から9日(金)までの開催予定でしたが、豪雨の影響のため5日(月)から10日(土)に変更となっています。6日間のロングランシリーズは変わらず。ベテランから若手まで幅広いメンバーによる激戦が予想されます。

中心は重成一人選手&近江翔吾選手の香川支部コンビと大阪支部の山崎郡選手。優勝のゆくえを左右する存在となるでしょう。

その第一候補の重成一人選手は、新期勝率7.58で参戦メンバートップ。3連対率は78.2%に及びます。
今年は1月の大村を皮切りに、児島(2月)と桐生(4月)で優勝するなど実績面でも堅調。浜名湖初Vに向けて持ち味である自在戦を披歴することでしょう。

また、昨年の多摩川プレミアムG1ヤングダービーを制し勢いに乗っているのが近江翔吾選手。今年はまだ優勝実績はありませんが、所属支部の先輩重成選手同様、攻守のバランスが取れた走りでファンを魅了することでしょう。

この香川支部二人を追うのが山崎郡選手。
来期適用勝率7.35は重成選手に次ぎ2位。1着率は36.0%、3連対率は73.3%に及びます。
「自分のスタイルを固定化しない」のが流儀。モーターのポテンシャルを生かして戦います。機歴に左右されない走りと平均コンマ12のスタート力は信頼の的といえます。

こうした主軸以外では、清水敦揮・荒井翔伍・稲田浩二・吉田慎二郎・佐藤大介・金子良昭・池田雄一の7選手が注目レーサー。激戦の度をさらに増す要素となりそうです。

参戦メンバー中、来期適用勝率3位(6.94)の清水敦揮選手の持ち味はコース不問の安定感。3連対率は76.5%と高確率です。

また、今年4月の多摩川でインから逃げて優勝した荒井翔伍選手は来期もA2級ですが、流れに乗った時の威力は満点です。

そして、地元中心レーサーとして期待を集めるのが金子良昭選手と池田雄一選手。金子良昭選手は浜名湖V15、池田雄一選手は浜名湖V2としています。

さらに、スタート力で秀でている稲田浩二選手や来期A2級に昇級を決めている吉田慎二郎選手、浜名湖優勝歴のある佐藤大介選手など、メンバーは多彩です。

6月5日(月)から10日(土)まで開催される「デイリースポーツ杯」にご期待ください。

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