レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2023年4月15日(土)・16日(日)・17日(月)・18日(火)・19日(水)・20日(木)
  • 一般 にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖

    • 笠原亮
    • 4019
    • 笠原亮 /静岡
    • 佐藤翼
    • 4573
    • 佐藤翼 /埼玉
    • 岡村仁
    • 4311
    • 岡村仁 /大阪

新モーター投入第1戦は地元の笠原亮が主軸!

62歳のベテランから23歳の若手まで幅広いメンバーが集結する「にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖」は4月15日(土)から20日(木)までの開催。新モーターへの切り替えシリーズとなるだけに、展示気配を含め機力差に注目したいものです。

その絶対的中心は笠原亮選手。地元浜名湖はV10を誇ります。その持ち味はレバーを巧みに操る乗艇スタイル。令和4年度のイン1着率は80.4%に昇るほか、自力で攻めることができる3コースは1着率が26.4%、2連対率に至っては61.6%をマークしました。スピードを落とさない快速ターンで、ここも主導権を握ることでしょう。

この笠原亮選手を追うのが、佐藤翼・岡村仁・杉山正樹・小池修平・今井貴士の5選手。記念戦線で鍛えた力はホンモノです。

その筆頭が来期適用勝率を7.53としている佐藤翼選手。これまでの最高勝率7.55を超える勢いがあります。
2021年10月、児島でG1周年記念を制したことでレースの安定感が増している精鋭の戦いぶりは注目の的です。

また、今年の住之江正月レースを制した岡村仁選手は7.08の勝率をマーク中。6期連続A1をほぼ確定的にしています。1年間の2コース1着率31.7%が証明するようにさばきがバツグンで混戦を嫌がりません。舟券作戦のキーマンとしてマークしておきたいものです。

さらに、愛知支部の杉山正樹選手は3月の常滑で優勝。存在感を示しています。
その特長は、出足から行き足を仕上げることで実現するレース展開力。若々しいレースでファンを魅了する43歳です。

加えて昨年は、6月の浜名湖を含めV4としたのが小池修平選手。外連味のない競走スタイルで期待通りの走りを見せてくれます。

そして、1年間の1着率31.2%を誇る今井貴士選手も虎視眈々。センターから一気に内側勢を抑え込み高配当を出すことが多いタイプだけに注視しておきたいものです。

そのほか…
来期適用勝率6.41で3期ぶりのA1復帰を目指す三重の松尾拓選手

来期適用勝率は5.61。初のA2昇格(想定ボーダーは5.38)に勝負をかける濱野斗馬選手

2022年後期にすでにA2にランクインしたものの2023年前期はB1。再びA2を目指す篠原晟弥選手など、多士済々です。

4月15日(土)から20日(木)までの開催「にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖」にご期待ください。
(文中データは4月10日時点のものです)

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