レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2019年12月30日(月)・31日(火)・2020年1月1日(水)・2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)
  • 一般 静岡新聞社・静岡放送 NewYear’sCup

    • 徳増秀樹
    • 3744
    • 徳増秀樹 /静岡
    • 菊地孝平
    • 3960
    • 菊地孝平 /静岡
    • 深谷知博
    • 4524
    • 深谷知博 /静岡

2019グランプリ参戦の徳増秀樹&菊地孝平が主軸!!

浜名湖恒例の『静岡新聞社・静岡放送 NewYear’sCup』は12月30日(月)から1月5日(日)までの7日間開催。令和元年から2年への橋渡しとなる注目のシリーズです。

百戦錬磨のツワモノ揃いの静岡県勢にあって、中心はやはりグランプリメンバーのふたり。徳増秀樹選手と菊地孝平選手です。

第34回グランプリに賞金ランキング12位で選出された徳増秀樹選手の持ち味は集中力。特に2019年はそれが花開きました。「2018年の反省を生かし賞金を積み上げることができた」とは今年12月はじめに語った本人の弁。レース道中の粘りが初のグランプリにつながりました。参戦したGⅠとSG16節中11回で予選突破、優出4回という2019年の戦いの延長戦上に『締めくくりとスタートを兼ねた本シリーズ』が待っています。24場制覇、2000勝レーサーが主役の座に座ることでしょう。

一方、菊地孝平選手はランキング13位。トライアルファーストをクリア、セカンドに進出しました。
「1年間、安定した成績を残すことを目標にしてきました」と語る静岡のエースにとって、このシリーズはとても重要。
型があるようで、自在。自在のようで明確な武器を持つ存在が、ライバルの機先を制しにかかります。

この両雄を追う筆頭が深谷知博選手。2020年前期適用勝率を徳増選手の8.19に次ぐ7.61としているばかりか、優勝も4回。実績を積んでいます。元々が『差し屋』という評価でしたが、記念戦線でスピードある外マイも披露。幅が広がるとともにステージアップしています。2018年正月レースの覇者が2回目の栄冠を目指します。

このほか…
浜名湖はSG2優勝を含むV10ながら正月レースはなんと未冠。外連味ない競走で混戦の主導権を握り、シリーズ初Vに挑む坪井康晴選手

今年11月末に浜名湖としては7回目の優勝。正月レースも2015年と2016年連覇しているスピード旋回の申し子・笠原亮選手

元来のしぶとさにレースの成り行きを読み切る判断力が加味。不利枠からでも中間着順をキープできる谷野錬志選手

今年9月に浜名湖で自身2回目の優勝。来期、谷野選手同じ6.60の勝率としている山田雄太選手など、実に多士済々です。

12月30日(月)から1月5日(日)まで開催の『静岡新聞社・静岡放送 NewYear’sCup』にご期待ください。
(文中データは2019年12月25日時点のものです)

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