レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2024年11月16日(土)・17日(日)・18日(月)・19日(火)・20日(水)
  • 一般 オレンジリボン運動支援競走 中京スポーツもみじ杯

    • 松村敏
    • 4236
    • 松村敏 /福岡
    • 村岡賢人
    • 4584
    • 村岡賢人 /岡山
    • 竹井貴史
    • 4737
    • 竹井貴史 /福岡

浜名湖の晩秋を彩る5日間シリーズに注目!

「オレンジリボン運動支援競走 中京スポーツもみじ杯」は11月16日(土)から20日(水)までの開催。ベテランから135期のルーキーまで幅広いメンバー構成のシリーズです。

その中心は、松村敏・村岡賢人・竹井貴史・柳沢一・片橋幸貴の5選手。2024年、3回~4回の優勝を誇る猛者たちです。

中でも、若松(2月)・福岡(5月)・桐生(7月)・大村(10月)で優勝を飾っている松村敏選手が筆頭。季節に関係なく結果を残しているだけでなく、来期適用勝率7.82は圧巻。キャリアハイをマークしているほどです。
平均コンマ12の鋭発スタートを武器にレースの主導権を握ることは確実です。

この松村敏選手を上回るスタート力を誇るのが村岡賢人選手。2025年前期対象期間内の平均スタートタイミングはコンマ11と圧倒的。今年はここまで尼崎(4月)・児島(6月)・住之江(10月)で優勝。来期は勝率6.79で3期連続A1を決めています。持ち味であるセンター戦は要注意です。

来期適用勝率の点でしっかり押さえておきたいのが竹井貴史選手。7.11はキャリアハイ、初の7点台をマークしています。
その果敢なレースは多くが知るところですが、特に奇数コースは強烈。来期適用期間中の3コースと5コースの1着率がともに30%を超えているのです。いかに攻めに徹しているかが分かります。このシリーズの核とみていいでしょう。

準地元浜名湖と相性がいいのがSGウイナーの柳沢一選手。2017年の周年記念を含め過去V4としており、水面攻略は万全。今年はV3でリズムも悪くありません。

また、参戦メンバーの中で、今年唯一G2以上のグレードレースを制しているのが片橋幸貴選手。7月の江戸川モーターボート大賞を2コースまくりで制しています。

そのほか…
2003年の東海ダービーを制するなど浜名湖はV5とドル箱にしている”韋駄天”こと仲口博崇選手

浜名湖はV3。参戦する地元レーサーの中核として活躍を期す松下一也選手など多士済々です。

そして、このシリーズでプロデビューするのが静岡支部の135期生、鈴木結平太(すずききっぺいた)選手と鈴木柊介(すずきしゅうすけ)選手。133期の「W村松」だけでなく135期の「W鈴木」も注目です。

「オレンジリボン運動支援競走 中京スポーツもみじ杯」は11月16日(土)から20日(水)までの開催。ご期待ください。
(文中データは11月3日時点)

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