レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2024年7月17日(水)・18日(木)・19日(金)・20日(土)・21日(日)・22日(月)
  • 一般 テレしずサマーカップ

    • 中村晃朋
    • 4739
    • 中村晃朋 /香川
    • 関野文
    • 4927
    • 関野文 /大阪
    • 村田修次
    • 3826
    • 村田修次 /東京

注目の男女混合戦!男子は中村晃朋、女子は関野文が中心

「テレしずサマーカップ」は7月17日(水)から22日(月)の開催。経験豊富な強豪男子の中に若手女子が加わり花を添える大会です。

その中心は今年V2としている中村晃朋&村田修次の2選手。これを、V1の渡邉睦広・鈴木賢一・貞兼淳二・天野友和・北村征嗣・中越博紀の6選手が続きます。

優勝候補筆頭の中村晃朋選手は、今年は1月の丸亀正月レースを皮切りに4月の鳴門一般戦でも優勝。さらに、今期適用勝率を6.63とし参戦メンバー2位につけています。1艇身の全速スタートから繰り出されるスピードターンは迫力満点。コース不問で白星を重ねてくることでしょう。

一方、2020年津のマスターズチャンピオン覇者でもあるベテラン・村田修次選手は1月の多摩川一般戦と2月の住之江一般戦で優勝。堅実なレース運びには定評があります。
2023年後期と2024年前期はA2に甘んじましたが、この7月にA1に復帰。持ち前のレース力が結果になって表れています。過去V2としている浜名湖で3回目の栄冠にまい進することでしょう。

この2トップを追う一番手は北村征嗣選手。7月からの2024年後期適用勝率6.87は参戦メンバートップをマーク。さらに1着率が27.8%もあり、連軸の中心に据えたくなる存在です。

そのほか…
26.8%の1着率を誇る3コース戦を主体に急上昇。今期、勝率6.47で初のA1昇格を果たしている関野文選手

今期9期ぶりにA1に復帰。地元浜名湖メンバーの中核として期待が集まる静岡の中堅レーサー・山田雄太選手

今期A級復帰を果たし活躍が期待される大阪支部のスピードレーサー・高憧四季選手

浜名湖は過去通算V4。2024年前期から2期連続でA1級としている広島の屋台骨・島川光男選手

2009年・2011年・2022年に浜名湖で優勝。外連味のない走りでしぶとく連に絡んでくるA1レーサー・中辻博訓選手

地元静岡の新星として期待される川井萌選手などメンバーは実に多彩。
7月17日(水)から22日(月)まで開催される「テレしずサマーカップ」にぜひご期待ください。
(文中データは7月10日時点のものです)

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