レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2019年1月10日(木)・11日(金)・12日(土)・13日(日)・14日(月)
  • 一般 日刊スポーツ ウインターカップ

    • 池田浩二
    • 3941
    • 池田浩二 /静岡
    • 山田康二
    • 4500
    • 山田康二 /佐賀
    • 杉山正樹
    • 4084
    • 杉山正樹 /愛知

『ダブルこうじ』が本命!しかし役者揃い!

日刊スポーツ ウインターカップは1月10日(木)から14日(月)までの5日間開催。個性あふれる役者揃い踏みのシリーズとなります。

その中心は、池田浩二&山田康二の『ダブルこうじコンビ』。記念レーサーの存在感を示し圧倒的な強さを見せつける可能性大です。

昨年のグランプリトライアルメンバーだった池田浩二選手は、現勝率が7.78。39.9%という驚異的な1着率でファンに貢献しています。昨年は津の一般戦と常滑タイトル戦で優勝。記念Vはありませんでした。当然、今年は昨年以上にSG戦線での活躍が期待されますが、もうひとつ密かに注目されているのが全場制覇。現在V62ですが、戸田と若松、そして浜名湖の優勝がありません。まずは浜名湖で22場目のVを果たしてほしいと願うファンは多いことでしょう。

また、昨年末、グランプリシリーズ戦優出3着とした山田康二選手は12月の唐津ダイヤモンドカップで優勝した勢いそのままに快走しています。唐津の正月レース・佐賀県選手権はグランプリレーサーで師匠の峰竜太選手のまくりの前に優勝戦4着と惜敗しましたが健闘。今年ますます期待できます。整備力と調整力をベースにした自在戦法を繰り出し、浜名湖を席捲することでしょう。

この両者に次ぐのが、岩瀬裕亮選手と杉山正樹選手の愛知勢。両者とも3連対率70%超えの舟券貢献度を誇ります。
岩瀬選手は鋭い差しハンドルが特徴。スペースがなくても切り込んでくるだけに広い浜名湖ならば自由自在。展開を見据えて勝てる位置に飛び込んでくるはずです。
また、杉山選手の近況は、2連対率が60%を超えており驚異的な数字をたたき出しています。枠番に関係なし。舟券から外してはならないでしょう。

このほか…
浜名湖は2010年の新鋭リーグ戦を含めV3。地元の看板として参戦する藤田靖弘選手
元来の持ち味は、鋭発Sを武器にしたセンター一撃。現在は幅広く戦う山本英志選手
整備や調整に関わる高い感性はレースの粘りに直結。とにかくしぶとく走る天野晶夫選手
本来の力はA1級。A2からの脱却を図るには絶好の地元戦となる芹澤克彦選手
地元浜名湖は2015年6月に優勝。B1級ながら気概を見せたい鈴木峻佑選手など
実に多士済々です。

1月10日(木)からの日刊スポーツ ウインターカップにご期待ください。

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