レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2024年6月7日(金)・8日(土)・9日(日)・10日(月)・11日(火)・12日(水)
  • 一般 体感型動物園iZooカップ

    • 新田泰章
    • 4471
    • 新田泰章 /広島
    • 塩田北斗
    • 4566
    • 塩田北斗 /福岡
    • 大澤風葵
    • 5141
    • 大澤風葵 /群馬

粒揃いのシリーズは激戦必至!

「体感型動物園iZooカップ」は6月7日(金)から12日(水)までの開催。52期の大ベテランから132期のルーキーまで幅広いメンバー構成となっています。

そんなシリーズの中心は新田泰章・塩田北斗・大澤風葵・島田賢人・重野哲之・川上剛の6選手。優勝戦線を構築することでしょう。

中でも、今年4月に唐津と下関で優勝を飾っている新田泰章選手は、いい流れをつかんでおり注目一番手。来期適用勝率を6.73としA1返り咲きが決まっています。加えて、3連対率も71.2%に達するなど舟券貢献度バツグン。1艇身の安定したスタートから繰り出される自在戦に信頼が集まることでしょう。

その新田泰章選手の対抗格は塩田北斗選手。来期適用勝率は7.16で参戦メンバー中ただ一人7点台をマーク。3連対率も72.5%と驚異的であるばかりか、1着率は37.5%を誇ります。その背景にはコンマ13の平均スタートタイミングがあり、スリットから主導権を握ることは必至。序盤からかっ飛ばす可能性大です。

また、若手では2023年の最優秀新人選手に輝いた大澤風葵選手が注目株。
昨年は、新人選手の中で賞金獲得額(約3011万円)、勝率(6.27)、優勝回数(2回)で1位となり存在感を示しましたが、そのストーリーのはじまりが浜名湖だったことは多くのファンが知るところ。2022年6月の一般戦で5コースから先行艇を抜き上げ初Vを飾っています。

そのほか…
昨年11月から今年4月までの半年間の1着率を36.3%としているほか、今年3月に若松で優勝を飾っている島田賢人選手

現在A2ながら、この7月からA1に復帰(期間勝率6.67)を決めている浜名湖が誇るSGウイナー重野哲之選手

重野哲之選手同様、来期A2からA1に復帰する福島勇樹選手、藤生雄人選手、若林義人選手

展開をとらえるテクニックで勝る川上剛選手などメンバーは多彩。激しいバトルが演じられることは間違いありません。

6月7日(金)から12日(水)まで開催される「体感型動物園iZooカップ」にご期待ください。
(文中データは6月2日時点)

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