レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2023年3月2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)・6日(月)・7日(火)
  • 一般 薄暮だョ!第5回B級名人大集合 マクール杯

    • 浦上拓也
    • 3881
    • 浦上拓也 /大阪
    • 高塚清一
    • 2014
    • 高塚清一 /静岡
    • 中村真
    • 3616
    • 中村真 /福岡

B級といえども歴戦の雄揃い!

「薄暮だョ!第5回B級名人大集合 マクール杯」は3月2日(木)から7日(火)までの開催。B級といえども歴戦の雄揃いの注目のシリーズです。

予想のポイントはなんといっても近況のリズム。現在B級でも来期A級昇格の可能性を秘めている選手をピックアップしました。
来期適用勝率5.99の浦上拓也、5.58の中村真、5.44の菊池峰晴の3選手です。

筆頭の浦上拓也選手の2連対率は45.0%。単純平均の33.3%を大きく超えています。
その成績を支えているのが3コース。1着率11.4%、3連対率は62.1%に及びます。
流れを重んじながら的確に行き場を見出してくるレースぶりに特徴があります。

また、中村真選手の持ち味も3コース。1着率は22.2%。2連対率は52.7%もあります。
外マイ順走だけでなくまくり差し展開もあるレーステクニックとスピードに注目です。

さらに、現在勝率を5.44としている菊地峰晴選手は完全な連絡みタイプ。過去1年あまりの1着率が10.9%なのに対し2着率は21.2%、3着率は24.3%もあります。
道中接戦で粘るタイプなだけに、舟券予想のポイント的存在となることでしょう。

そして、地元勢の代表格は三人。
長野道臣選手と高塚清一選手、そして金子良昭選手です。

ベテランでありながら「まくり屋」として名が通っている長野道臣選手のイン1着率は29.2%止まりながら、4カドからは20.0%の確率で勝利します。
道中の接戦でも外から外へ全速でボートを進めるのが基本戦法。その柔和な人柄とは異なる魅力をたたえています。

高塚清一選手はいうまでもなく、ボートレース界最年長レーサー。75歳の今も健在です。
レースの基本は引き波のないところを旋回する手法。3コースは外マイ勝負。18.6%の1着率を誇ります。

調整力とレース力で勝る金子良昭選手は果敢なコース取りに焦点が集まりますが、実際は柔軟。勝てるコースをムリなく選択してきます。浜名湖の水面特徴を最もよく知る存在だけにモーターを選ばないでしょう。


そのほか…
かつてSG戦線で活躍。優勝歴もあるインの鬼・西田靖選手

昨年3月の浜名湖一般戦で優勝しているのが豊田訓靖選手

ダービーウイナー滝沢芳行選手など多士済々です。

3月2日(木)から7日(火)まで開催の「薄暮だョ!第5回B級名人大集合 マクール杯」にご期待ください。
(文中データは2月26日時点のものです)

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