BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
「BTS玉川26周年記念 Wave21杯」は10月31日(木)から11月4日(祝)までの開催。経験豊富なベテランから133期のルーキーまで幅広いメンバー構成のシリーズです。
その中心は深川真二・新田雄史・古賀繁輝・梶野学志・田中和也・石田章央・竹下大樹の7選手。いずれも今年、結果を残しているメンバーです。
その筆頭といえるのが、今年V6としている深川真二選手。4月の大村を皮切りに浜名湖(5月)・福岡(6月)・唐津(6月)・戸田(8月)・唐津(9月)で優勝しており、来年3月、若松で開催されるSGボートレースクラシックの出場権をほぼ手中にしています。
相手構わぬコース取りに加え、3コースからのツケマイは圧巻。予想に欠かせない存在です。
SGウイナー新田雄史選手は今年、宮島(4月)・三国(5月)・児島(7月)で優勝。中でも児島は強豪揃いのG2モーターボート大賞をオール3連対で走り切っており、実力は上位。優勝候補の筆頭格として期待を集めることになります。
直前の戸田ボートレースダービーで3年3ケ月ぶりにSG舞台に立った古賀繁輝選手も今年V3。屈指の調整力を駆使しシリーズの牽引役となることでしょう。
現在A2ながら、2025年前期にはA1復帰が確実視されているのが梶野学志選手。近況1着率が上がっているだけに連軸として押さえたい存在です。
さらに、70%に迫る3連対率を誇る田中和也選手の粘りはファンの強い味方。枠番に関係なく舟券作戦の中核に据えたいものです。
こうした遠征勢を迎え撃つ地元の代表は石田章央選手。2025年前期適用勝率を6.33としており、10月31日の期末でA1想定ボーダー6.17をクリアするのは確実。レース巧者の大場敏選手やこの秋に丸亀で優勝を飾っている後藤正宗選手とともに勝手知ったる浜名湖水面に牙城を築くことでしょう。
さらに、今年は江戸川(3月)と桐生(8月)で優勝するなど決定力を誇る竹下大樹選手にも期待がかかります。
そして何より注目は、2023年11月に蒲郡でデビュー。水神祭を挙げた今月の桐生一般戦で一気に3勝(まくり差し2本とまくり1本)をマークした地元の133期生・村松将平選手。変化成長のプロセスを目の当たりにすることでしょう。
10月31日(木)から11月4日(祝)まで開催される「BTS玉川26周年記念 Wave21杯」にご期待ください。
(文中データは10月25日時点)