BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:桐生順平
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    桐生順平
    /埼玉
  • 画像:佐々木康幸
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    佐々木康幸
    /静岡
  • 画像:上田龍星
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    上田龍星
    /大阪

賞金ランキング9位の桐生順平と24場制覇の佐々木康幸が主軸!

「にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖」は9日(月)から14日(土)までの開催。幅広いメンバーで構成される注目のシリーズです。

その絶対軸となるのが桐生順平選手。直前のSG第70回ボートレースメモリアル(丸亀)では優勝戦3着。6月の戸田周年Vを含め賞金ランキングを9位とするなど今年も堅調。優勝候補筆頭といえるでしょう。持ち味である自在性をいかんなく発揮しシリーズをけん引するはずです。

この桐生順平選手を追うのが地元代表の佐々木康幸選手。今年3月に戸田で24場制覇(史上35人目)を成したSGウイナーは今年V4。通算2153勝をマークしており、今なお高い勝率を誇っています。
鋭いスタートを武器に自力で仕掛けるレースは魅力満点。浜名湖通算V14に向け一心不乱にまい進することでしょう。

加えて、上田龍星選手も優勝戦線の中心的存在となりそう。というのも、今年5月1日以降の1着率が36.5%と抜きん出ているからですが、それを支えているのがイン戦と2コース戦。当該期間の1コース1着率は81.2%と極めて高く、2コース1着率も55.5%と驚異的な値をマークしていることを覚えておきたいものです。

さらに、5月1日以降集計中の来期適用勝率を7.06とし、参戦トップ(7.68)の桐生順平選手に次ぐ成績をマークしている吉川貴仁選手にも注目。特に36.3%の1着率を誇る5コース戦は押さえておきたいものです。

そのほか…
8月12日の若松一般戦で優勝。堅実な走りで安定的に舟券に貢献する中田元泰選手

乗り味を重視した仕上りで混戦を抜け出す自在性で光る岡山支部の山本寛久選手。

この1年で急成長。来期適用勝率を6.40としておりA1初昇格がみえてきている129期の藤田俊祐選手

現在A2・B1級ながら浜名湖優勝歴を誇る芝田浩治(V7)、川上聡介(V5)、原豊土(V4)、坂東満(V3)、小野信樹(V2)の5選手

来期適用勝率期間(2024年5月1日~)のコース別成績で特徴的な結果を残している竹上信司選手(5コース1着率16.6%)、桐本康臣選手(4コース1着率23.5%)、渡邉翼選手(3コース1着率33.3%)など多士済々です。

9日(月)から14日(土)まで開催される「にっぽん未来プロジェクト競走in浜名湖」にどうぞご期待ください。
(文中データは9月3日時点のものです)