BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:江口晃生
    3159
    江口晃生
    /群馬
  • 画像:板橋侑我
    4933
    板橋侑我
    /静岡
  • 画像:山田康二
    4500
    山田康二
    /佐賀

A級8名が中心も、B級レーサーも個性派揃い!

8月30日(金)から9月4日(水)まで開催される「本命戦ほぼB級メモリアル BOATBoyCUP」には総勢48名が参戦予定。その内訳はA1級8名、B1級40名となっています。
「本命戦」と銘打たれているように、A1レーサーが主導権を握るシリーズとなりそうですが、その8選手は次のメンバー(勝率順)です。

小池修平(勝率7.52)今年V0 浜名湖V2
江口晃生(勝率7.28)今年V3 浜名湖V2
山田康二(勝率7.12)今年V2 浜名湖V1
新開 航(勝率6.66)今年V2 浜名湖V0
市橋卓士(勝率6.56)今年V2 浜名湖V3
板橋侑我(勝率6.43)今年V0 浜名湖V1(周年)
谷村一哉(勝率6.35)今年V2 浜名湖V3
松尾 拓(勝率6.25)今年V1 浜名湖V1

上記から判断できるように、シリーズリーダー候補筆頭はベテラン江口晃生選手。相手を選ばないイン主体のレースで大会をけん引することでしょう。

また、山田康二選手は6月に開催された浜名湖ショートシリーズで、徳増秀樹・吉川元浩・桐生順平といったSGウイナー3選手を退け優勝を飾っており、V候補中心となることは言うまでもありません。

そして、浜名湖周年記念「浜名湖賞」(2021年11月開催)ウイナーの板橋侑我選手が地元の大看板。鋭い差し技を武器に展開を的確に突くレースでファンを魅了することでしょう。

そのほか、浜名湖V3としている市橋卓士選手や谷村一哉選手も気になる存在です。

一方、40名いるB1級では…
8月8日最終日だった宮島一般戦でイン戦をモノにし初優勝を果たした広島支部の大原祥昌選手

今年7月の三国で12年7ケ月ぶり2回目の優勝を飾ったばかりか、来期適用勝率を6点台に乗せている兵庫支部の松下直也選手

現在、来期適用勝率を6.14とし4期ぶりのA1昇格圏内につけている兵庫支部の加藤翔馬選手

近況勝率を5.99まで伸ばしている群馬支部の130期生・塚越海斗選手

ボートレース界の歴史を知り体現している高塚清一選手(77歳)と高橋二郎選手(75歳)の両大ベテランレーサーなど、個性あふれるメンバーが浜名湖に集結します。

8月30日(金)から9月4日(水)まで開催される「本命戦ほぼB級メモリアル BOATBoyCUP」にご期待ください。
(文中データは8月23日現在のものです)