BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:服部幸男
    3422
    服部幸男
    /静岡
  • 画像:三角哲男
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    三角哲男
    /東京
  • 画像:坪井康晴
    3959
    坪井康晴
    /静岡

ボートレース界を代表する猛者が浜名湖に集結!

「G3マスターズリーグ第4戦 ★サッポロビールカップ」は8月1日(木)から6日(火)までの開催。45歳以上のベテランの個性を存分に堪能できるシリーズです。
歴戦の雄揃い踏みゆえ混迷を極めそうですが、服部幸男・三角哲男・坪井康晴・重野哲之・仲口博崇・柴田光の6選手が優勝戦線の軸となりそう。
中でも、存在感絶大なのが服部幸男選手。浜名湖は1995年5月のオールスターをはじめ通算V40。圧倒的な戦歴が光ります。
53歳となった今でも「まくり勝ちを意識している」と語るようにレースの基本形は攻め。特に、舟足に感触がある時の4カドまくりは圧巻です。

また、57歳の三角哲男選手は今年、江戸川(3月11日)・蒲郡(5月12日)・芦屋(5月23日)・三国(7月22日)で優勝を飾っており、勢いはダントツ。2016年2月以来、通算8回目の浜名湖制覇に挑むシリーズです。

この二人を追うのがSG3冠の坪井康晴選手(46歳)。浜名湖は2006年グラチャンと2008年チャレンジカップを含め通算V14。その信頼度はナンバーワンです。確立した自前の調整方法を駆使しシリーズの牽引役となることでしょう。

さらに、今年5月からの来期(2025年前期)適用勝率を7.59とし、参戦メンバートップを走る重野哲之選手(45歳)の3連対率(5月1日~7月28日)は79.6%。舟券作戦に欠かせない存在となっています。

そのほか…
浜名湖は東海地区選手権(2003年)をはじめ優勝5回。2024年前期&後期と2期連続A2ながら、5月1日以降の来期適用勝率を6.97とし、復調を印象付けている仲口博崇選手(51歳)。

同じく、来期適用勝率は6.88。今年は3月の芦屋で優勝を飾っている柴田光選手(52歳)。

地元は通算V15で夏場の浜名湖実績も光る金子良昭選手(59歳)

1998年のG1浜名湖周年を含め通算V7としているレース巧者・渡邉英児選手

ボートレース界を代表する「インの鬼」、西島義則選手&田頭実選手

そして忘れてはならないのが赤岩善生選手!
今年4月の鳴門マスターズチャンピオンでは6号艇で3コースに進入し2着(優勝は同期の菊地孝平)入着。一切妥協のない勝負スタイルが観る者を熱くします。

8月1日(木)から6日(火)まで開催される「G3マスターズリーグ第4戦 ★サッポロビールカップ」に注目ください。
(文中データは7月28日現在)