BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:細川裕子
    4123
    細川裕子
    /愛知
  • 画像:三浦永理
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    三浦永理
    /静岡
  • 画像:松尾夏海
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    松尾夏海
    /香川

ボートレース界の花ともいえる女子レーサーの祭典!

「ヴィーナスシリーズ第8戦 マンスリーBOATRACE杯」は7月8日(月)から13日(土)までの開催。ボートレース界の花ともいえる女子レーサーの祭典は注目の的です。

その中心は、細川裕子・三浦永理の2選手。実力はいうに及ばず。ともに今年V2とするなど勢いもあります。

そのひとり細川裕子選手の優勝は4月12日の常滑オールレディースと4月24日の住之江ヴィーナスシリーズ。ともにシリーズをけん引してのイン逃げでした。今期を含め9期連続A1は実力の証明書。優勝候補筆頭といっていいでしょう。

一方、今期含め4期連続A1としている三浦永理選手は、3月の丸亀オールレディースと5月の住之江W優勝戦を制覇。持ち前のスピードとテクニックを如何なく発揮しています。
さらに、地元浜名湖は、昨年9月のW優勝戦を含めV2とするなどポテンシャルで勝るだけに期待されます。

このツートップを追うのが松尾夏海選手。今期、勝率6.48で4期ぶり4回目のA1に復帰。4月には若松のW優勝戦で優勝するなど活躍しています。十八番のセンター攻勢は言うに及ばず、1着率32.3%に及ぶ2コース戦は必見。舟券作戦に生かしたいものです。

そのほか…
今期勝率は6.31。A2からA1に復帰した岡山の自在派レーサー喜井つかさ選手

前期初のA2にランクアップしたものの今期はB1。しかし、持ち前の敢闘精神で巻き返しを誓う柴田百恵選手と刑部亜里紗選手

その反対に、B1から今期みごとA2に返り咲いている土屋実沙希選手と薮内瑞希選手

5月の多摩川一般戦で2年5ケ月ぶりに復帰。このシリーズが復帰3戦目となる千葉真弥選手

近況、成績を急上昇させ。今期初めてA2にランクインしたビーナスの星・山本梨菜選手

同様に2021年デビュー以来、順調に勝率を伸ばし続けてる武井莉里佳選手

2024年前期と後期あわせ2期連続A2としている後藤美翼選手

派手さはないものの、レース展開力は秀逸。2着・3着にしぶとく絡んでくるタイプの大瀧明日香選手と廣中智紗衣選手

そしてG1V4。大ベテランの山川美由紀選手など、個性派が勢ぞろいする浜名湖の「ヴィーナスシリーズ第8戦 マンスリーBOATRACE杯」は7月8日(月)に開幕。夏休みを満喫できる6日間にご期待ください。

(文中データは7月2日時点のものです)