BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
「創刊70周年記念 中日スポーツシルバーカップ」は6月29日(土)から7月4日(木)までの開催。記念ウイナーから新進気鋭の若手まで幅広いメンバー構成となっています。
シリーズの中心メンバーは、佐々木康幸・森高一真・中野次郎。黒野元基の4選手。優勝戦線の核となることでしょう。
中でも、3月11日の戸田で優勝。24場制覇(史上35人目)を達成した佐々木康幸選手は、その戸田を含め、三国(3月)、常滑(3月)、浜名湖(4月)で栄冠を勝ち得ており、今年すでにV4。最も勢いがあります。
加えて、地元浜名湖は2007年の周年記念を含めV13と圧倒的な強さを誇っており、大会の看板として注目一番手となっています。
これに次ぐ森高一真は、来期適用勝率7.19で参戦メンバートップの成績をマーク。1着率29.2%(144走し1着42本)に勝負強さが表れていますが、その背景にあるのが、道中の全速戦。混戦時こそ握って旋回し競り勝つシーンが多くなっています。
また、オールマイティレーサーの中野次郎選手は来期適用勝率6.75で参戦メンバー3位。
1艇身の安定したスタートと確かなさばきには定評がある関東の雄にほかなりません。
また、直前のびわこイースタンヤングでは予選突破を果たしたものの準優5着となったのが黒野元基選手。コース不問のレース力を念頭において舟券作戦を立てたいものです。
そのレース力とは…
1コース1着率64.8%
2コース1着率20.4%
3コース1着率20.4%
4コース1着率29.5%
5コース1着率19.5%
6コース1着率 2.5%
上記の過去1年間(2023年6月~2024年5月)の数字に明確。今年4月6日の若松Vも4コースからの差し勝利でした。
そのほか…
6月10日の戸田一般戦で勝利し、最年長勝利記録を77歳3ケ月に伸ばしている高塚清一選手
地元浜名湖は通算V15。経験値で勝る勝負師・金子良昭選手と、浜名湖V7の渡邉英児選手の地元ベテラン
来期適用勝率を5.31とし、2025年前期にはA2昇格を目指す位置に上がっている眞鳥章 太選手など多士済々です。
6月29日(土)から7月4日(木)まで開催される「創刊70周年記念 中日スポーツシルバーカップ」にご期待ください。
(文中データは6月20日時点のものです)