BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:桐生順平
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    桐生順平
    /埼玉
  • 画像:徳増秀樹
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    徳増秀樹
    /静岡
  • 画像:平山智加
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    平山智加
    /香川

桐生順平や徳増秀樹など記念ウイナーが7名参戦!

日本モーターボート選手会会長杯は6月18日(火)から21日(金)まで開催される男女混合戦。4日の一般戦ながら記念ウイナーを含め強豪揃いのシリーズです。

その中心は、桐生順平・徳増秀樹・吉川元浩・中澤和志・山室展弘のSGタイトルホルダー5選手に、山田康二・平山智加のG1覇者2選手。優勝戦線の軸となります。

中でも桐生順平選手は6月の戸田周年記念で優勝。賞金ランキングも5位につけるなど堅調です。
浜名湖優勝は2013年3月の新鋭リーグ戦のみですが、広い水面を自由自在に滑走し優勝へひた走ることでしょう。

この桐生順平選手の対抗一番手は地元の徳増秀樹選手。浜名湖は通算V25。内、記念タイトルは2010年3月の周年記念と昨年2月の東海ダービー。圧倒的な実績が光ります。
どのコースからでも勝利できる自在派ですが、中でもイン戦1着率(2023年6月1日~2024年5月31日)が80.0%もあり、その「濃さ」は余りあります。

また、参戦女子8名の主軸というよりも優勝候補として挙げたいのが平山智加選手。
G1タイトルは2013年1月の尼崎周年をはじめ、2013年12月の芦屋クイーンズクライマックス、2020年8月の多摩川レディースチャンピオンの3つ。さらに今年は津のオールレディース(1月)を皮切りに、芦屋一般戦(3月)と多摩川オールレディース(4月)も制しており、勢いで優っています。

そのほか…
近況、SG&G1戦線で活躍。しぶといレースでファンに貢献し続けている吉川元浩選手

7月からの2024年後期適用勝率を7.64とし、参戦メンバートップの勝率をマークしている中澤和志選手

2018年の唐津ダイヤモンドカップと2022年の唐津周年記念を制している佐賀の実力派・山田康二選手

1988年6月の新鋭リーグ優勝以来、浜名湖は通算11優勝。1992年には周年記念を制するなど、浜名湖をドル箱としているだけでなく、来期9期ぶりにA1に返り咲く山室展弘選手

12期続いたA1から今期A2に落ちたものの、来期さっそくA1復帰を決めている兵庫の自在派レーサー・和田兼輔選手などメンバーは実に多彩です。
6月18日(火)から21日(金)まで開催される男女混合戦、日本モーターボート選手会会長杯にご期待ください。

(文中データは6月11日時点)