BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
デイリースポーツ杯は5月28日(火)から6月2日(日)まで開催される男女混合戦。ベテラン男子から注目の若手レディースまで幅広いメンバー構成となっています。
その中心は今年2月に児島で自身8回目の優勝、来期適用勝率が参戦メンバートップの7.09をマークしている井上忠政選手。3連対率72.3%は圧倒的な舟券貢献度を示していますが、その背景にあるのが、鋭い差しハンドル。過去1年間(2023年6月~2024年5月)の2コース1着率は37.9%、4コースは29.4%に及びます。広い浜名湖水面を自在に滑走することでしょう。
この井上忠政選手に次ぐのが、浜名湖で優勝2回の山田祐也選手。来期適用勝率は井上忠政選手に迫る6.76で2位につけています。
2022年2月の四国地区選手権で6コースから優勝したように、完全なコース不問レーサーですが、イン戦の強さは秀逸。1着率は88.4%にのぼります。2017年11月ルーキーシリーズ以来の浜名湖3回目のVに挑みます。
また、女子代表は、地元の刑部亜里紗選手。来期適用勝率は5.42で2期連続A2は叶いませんでしたが、間違いなく力量は上位。とりわけ、自在に戦う4コース戦は注目の的です。
そのほか…
来期(2024年後期)、8期連続A1を決めている愛知の精鋭・坂元浩仁選手
昨年、唐津(1月)・平和島(2月)・住之江(8月)で優勝している鶴本崇文選手
地元浜名湖で過去6回優勝しているベテラン後藤孝義選手
3コースで圧倒的な強さを発揮する鶴田勇雄選手
このシリーズでデビューする北海道出身、静岡支部の中嶋世奈(なかじま・せな)選手などメンバーは多彩です。
5月28日(火)から6月2日(日)まで開催される「デイリースポーツ杯」にご期待ください。(文中データは5月18日時点のものです)