BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
「BTS岩間20周年記念」は5月15日(水)から20日(月)までの6日間開催。ベテランから134期のルーキーまで幅広いメンバー構成となっています。
絶対軸は地元の笠原亮選手。これに深川真二選手のほか、上田龍星選手・小野達哉選手・木下翔太選手の大阪支部トリオが続くシリーズとなりそうです。
優勝候補筆頭の笠原亮選手は浜名湖通算V10。今年は戸田(1月)と尼崎(3月)で優勝するなど堅調です。
レバー調整でターンする高等テクニックを駆使し、2022年8月以来の地元Vにまい進することになります。
また、インファイター深川真二選手は浜名湖V6。ドル箱としています。レースイメージは、徹底した1.2コース戦ですが、実は3コースも得意。果敢にまくり勝負することが多いだけに、4~5コース選手に展開を生むことも…。迫力満点のレースにも注目したいところです。
大阪支部レーサーの中核・上田龍星選手は、来期適用勝率を7.37としており参戦メンバートップ。過去1年間の1着率は、1コースが80.7%、2コース30.0%、3コース37.8%、4コース25.0%、5コース19.3%、6コース16.6%とコース不問です。来期適用期間の3連対率78.2%は信頼に値します。
大阪支部のもう一人、小野達哉選手は今年V2。児島(2月)と福岡(3月)で優勝を飾るなど実績は十分です。特に4コースは1着率35.5%(2023年5月~2024年4月)。全コースの平均スタートタイミングコンマ14に対し、4コースはコンマ12としており、カド一撃が魅力です。
そのほか…
8期続いたB1・A2暮らしから来期脱出。期間勝率6.60で7月からA1復帰を決めている山田雄太選手
今年は大村(3月)と常滑(4月)で優勝。他を圧倒する勢いで浜名湖1年ぶりの栄冠を目指す若林将選手
昨年1月の浜名湖を含め、地元はV3。当シリーズの静岡の看板として活躍を期す松下一也選手
昨年はV4と健闘。今や三重のベテランとして後輩に範を垂れている桐本康臣選手
そして、134期生として、この浜名湖でデビューする宮崎奏磨(みやざき・そうま)選手などメンバーは多彩です。
5月15日(水)から20日(月)まで間開される「BTS岩間20周年記念」にどうぞご期待ください。
(文中データは5月6日時点のものです)