BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
中日新聞東海本社杯は5月3日(金)から7日(火)までの5日間開催。全国から精鋭が集結する注目のシリーズです。
その中心は、今年優勝歴のある佐々木完太・海野康志郎・松山将吾・君島秀三・佐藤航・小池哲也の6選手と参戦メンバーの中で来期適用勝率トップの丸野一樹選手。優勝争いの中核を成すことでしょう。
中でも、佐々木完太選手が優勝候補筆頭。昨年V3と活躍しているだけでなく、浜名湖は優勝2回。直近の今年1月のファイナルは3コースからまくり差しを敢行。道中2番手から抜き上げた勝利は感動的でした。いわゆる接戦に強い勝負師は、近況の3連対率が71.0%もあるだけに舟券作戦の中心となることでしょう。
この佐々木完太選手と同支部先輩・海野康志郎選手も好調で、昨年V3&今年V1としているだけでなく、近況3連対率も71.0%。同格とみていいでしょう。重量級でありながらこれだけの成績をあげる背景には高い操縦テクニックがあります。広い水面を自在に滑走することでしょう。
そして、勢いで勝るのが松山将吾選手。直前のびわこゴールデンウイーク戦で4コースまくりを決め自身5回目の優勝を飾ると同時に、A2落ちの危機を乗り越えました。
「これまで頑張っていると自負していましたが、自分をギリギリまで追い込んでいなかった…」反省を結果につなげただけにブレることなく優勝にまい進するはず。注目一番手に推してもいい存在です。
そのほか…
ボートレース界が誇る正真正銘のレジェンド、77歳でなお白星を積み重ねる努力の人・高塚清一選手
もうひとりの地元の雄として、遠征勢を迎え撃つ渡邊哲也選手
2023年11月のデビュー以来、今期初A1を達成。来期はキャリアハイの6.58をマークしている小池哲也選手
浜名湖は2002年6月から2022年2月にかけて通算V5とし、参戦メンバーの中で最も結果を残している川上聡介選手
2005年2月の浜名湖周年記念でG1初タイトルを手にしているベテラン森竜也選手
今年はまだ優勝歴がないものの、2024年後期適用勝率を7.18とし、参戦メンバートップの成績をマークしている丸野一樹選手など多士済々です。
5月3日(金)から7日(火)まで開催される中日新聞東海本社杯にどうぞご期待ください。
(文中データは4月29日時点)