BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
浜松市長杯争奪戦 やらまいかカップは4月25日(木)から30日(火)までの6日間開催。静岡支部の男女精鋭が集う注目のシリーズです。
優勝候補は、菊地孝平・佐々木康幸・河合佑樹・徳増秀樹・深谷知博・坪井康晴・谷野錬志の男子7選手と、長嶋万記・三浦永理の女子2選手。シリーズの中軸となりそうです。
中でも、児島72周年を制した菊地孝平選手は、続くマスターズチャンピオン(鳴門)も制覇。今最も勢いに乗るレーサーです。
「精神年齢は10歳…」と語るように少年の心をもつトップレーサーが強豪揃いのゴールデンウイーク戦も取りにいくことになります。
また、3月11日に戸田で「24場制覇」(史上35人目)を成し遂げた佐々木康幸選手は、今年V3(3月2日三国・3月11日戸田・3月29日常滑)と好調。「機力アップに苦しむことがあっても投げ出してはいけないと言い聞かせてきた」経験が花開いています。
佐々木康幸選手と同じように今年ここまでV3としているのが河合佑樹選手。津(1月12日)・多摩川(2月19日)・浜名湖(2月29日)で優勝しています。
柔軟なさばきを武器とするだけにコース不問。過去1年間の6コース3連対率は42%を超えるなど、舟券作戦に欠かせない存在です。
さらに、選手会静岡支部長としてだけでなく、浜名湖通算V25とするなど、ファン信頼の的となっているのが徳増秀樹選手。妥協のない走りは鬼気迫るものがあり一戦たりとも目が離せません。
また、参戦女子7名の中では、昨年11月の三国レディースチャレンジカップを制した長嶋万記選手と、来期適用勝率を7.14まで上げている三浦永理選手が中心となりそう。とりわけ、三浦永理選手は今年3月の丸亀オールレディースで優勝するなど完全復活を果たしています。
そのほか…
浜名湖周年V2としているディフェンディングチャンピオンの深谷知博選手
24場制覇まであと1場(残すは鳴門)としている実力派の坪井康晴選手
今年はここまで鳴門(1月12日)と浜名湖(2月20日)で優勝している谷野錬志選手
2024年後期、9期ぶりのA1復帰を確定づけている山田雄太選手
来期適用勝率は現在5.58。2期連続A2を決めるため、予想ボーダー5.43以上を是が非でもマークしたい刑部亜里紗選手
そして、ボートレース界の精神的支柱・服部幸男選手など好メンバー揃いのシリーズにどうぞご期待ください。
(データは4月21日時点)