BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
「中部発刊45周年記念 スポーツ報知ビクトリーカップ」は4月16日(火)から20日(土)まで5日間開催される男女混合戦。とりわけ男子選手は歴戦の雄揃いとなりました。
その中心軸となるは、今年1月の大村BBCトーナメント(プレミアムG1)で優勝した関浩哉選手と昨年11月の三国チャレンジカップ覇者の片岡雅裕選手。優勝候補筆頭格とみていいでしょう。
その一人でもある関浩哉選手は、2018年の浜名湖ヤングダービー(プレミアムG1 )で自身初V。特別な思いのあるプールで戦うことになります。
「誰もまだやったことのない調整方法や乗艇法があると思っています」と語る群馬の星は、SG戦線で活躍する毒島誠選手に追いつき、追い越すことが目標のひとつ。今年はBBCトーナメントのほかに江戸川(3月)も制しており堅調です。
また、チャレンジカップウイナーの片岡雅裕選手にとっても浜名湖は感慨深い場所。2022年8月のボートレースメモリアル優勝戦はフライング艇が出たレースでしたが、自分を信じ勝ち切っています。
イン戦の確かさはいうまでもありませんが、センターからの自在旋回に期待したいものです。
この両者を追うのが柳生泰二選手。来期適用勝率を7.34として、関浩哉選手の7.53に次ぎ2番手につけています。
1着を果敢に奪取するセンター戦を持ち味とするだけに、レースの起点として注目したいところです。
さらに、4月4日の平和島で通算2500勝を決めた仲口博崇選手は浜名湖がドル箱。2003年の東海地区選手権を含めV5としています。
その「韋駄天」ぶりは健在。ダイナミックなレースを披露してくれることでしょう。
そのほか…
参戦女子レーサーの中で来期適用勝率上位の西村歩選手(5.61)と山口真喜子選手(5.24)
3コースで圧倒的な強さを発揮することで「赤のイメージ」が定着している吉田裕平選手
高い集中力を駆使し、予断なく戦いぬく中村晃朋選手など多士済々です。
4月16日(火)から20日(土)まで開催される男女混合戦「中部発刊45周年記念 スポーツ報知ビクトリーカップ」にご期待ください。
(文中データは4月10日時点のものです)