BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
「BTS富士おやま9周年B級春選抜ニッカン・コム杯」は3月29日(金)から4月3日(水)までの開催。大ベテランからデビューしたてのルーキーまで48名が浜名湖に集結します。
オールB級ということもあり甲乙つけがたいシリーズとなりましたが、判断材料のひとつが近況勝率。昨年11月1日から今年3月23日までの上位5人は以下のとおりとなっています。
松田 竜馬 5.87
菊池 峰晴 5.70
石川 諒 5.48
畑 竜生 5.46
村上宗太郎 5.43
2024年後期のA2ボーダーは直近の予測値で5.42となっており、このシリーズの結果いかんでA級昇格が十分可能なメンバーです。
中でも松田竜馬選手の3連対率は61.6%。コース不問で連に絡むシーンが増えているのが現状。その勢いのまま3期ぶりのA2を目指して走ります。
また、群馬支部のベテラン菊池峰晴選手の持ち味は展開力。粘りあるレースでファンの期待に応えます。近況、B1とA2を行き来しているところに、実はレース力が表れています。
さらに、初めてのA2勝負がかかっているのが石川諒選手。2023年後期にマークした過去最高勝率5.16を大きく超えているばかりか、このシリーズで初優勝を飾る可能性は決して小さくはありません。平均2.6というスタート順が示すとおり、スリットからレースの主導権を握る存在として注目したいものです。
この石川諒選手と同じように初A級を目指すのが、北海道出身の村上宗太郎選手。デビュー以来、1.70、2.38、2.79、3.89、4.03と一度も下がることなく成績を伸ばしている21歳の特徴はスタート力。平均コンマ14、スタート順2.6は参戦メンバートップクラスです。
このほか…
先の浜名湖「薄暮だョ!第6回B級名人大集合マクール杯」の最終日(3月7日)にバースデイウイン。77歳、喜寿の勝利で自己記録を更新している高塚清一選手
浜名湖は、1993年を皮切りに通算V4。得意水面としている星野政彦選手
昨年と今年のレースで優勝歴がある谷勝幸選手と上原峻選手など多士済々です。
3月29日(金)から4月3日(水)までの開催「BTS富士おやま9周年B級春選抜ニッカン・コム杯」にどうぞご期待ください。
(文中データは3月23日時点のものです)