BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。
遠鉄クリスマスカップは12月22日(金)から25日(月)までの開催。年の瀬の浜名湖を歴戦の雄が彩ります。
その中核は今年複数の栄冠を勝ち得ている以下のメンバーと目されます。
市橋卓士V5(1月鳴門・4月住之江・9月びわこ・10月鳴門・11月丸亀)
永田啓二V4(4月住之江・7月常滑・10月若松・10月丸亀)
齊藤 仁V3(1月下関・8月江戸川・9月戸田)
郷原章平V3(2月徳山・4月福岡・7月平和島)
北川潤二V3(1月芦屋・1月常滑・9月常滑)
西野雄貴V2(5月鳴門・11月常滑)
また、G1以上の記念ウイナーは次の通りとなっています。
烏野賢太 SGV2・G1V14
齊藤 仁 G1V3
秋山広一 G1V2
山田祐也 G1V2
坂口 周 G1V1
市橋卓士 G1V1
さらに、来期(2024年1月~6月)適用勝率上位は…
永田啓二 7.37
齊藤 仁 6.96
市橋卓士 6.93
西野雄貴 6.88
山田祐也 6.82
このようにみていくと、優勝候補は齊藤仁選手を筆頭に、永田啓二選手や市橋卓士選手とみることができそうです。
そのひとり齊藤仁選手の持ち味は自在性。スタート遅れがなく、どのコースからでも勝負できる力量を持ち合わせています。
浜名湖は過去V2としているなど実績もあり、シリーズリーダーとなる可能性大です。
続く永田啓二選手の持ち味は粘り。目立つレースではなく、外連味のない勝負スタイルで舟券に貢献してきます。高い勝率の背景にある2着・3着絡みは舟券作戦に欠かせない要素といえるでしょう。
そして、浜名湖V3としている市橋卓士選手は攻めと守りの両方ができるタイプ。従ってスタートが決まる時には連戦戦勝でトップ独走態勢に入ることも多く、序盤の舟足には注意が必要です。
そのほか…
レースの巧さと調整力に定評があり、混戦を見事にさばいてくる秋山広一選手
スピードターンを武器にセンター・アウトから強気に攻める西野雄貴選手
四国地区選手権優勝(6コースV)で見せたように、レースの流れに乗じることのできる山田祐也選手など多士済々です。
12月22日(金)から25日(月)まで開催の遠鉄クリスマスカップにご期待ください。
(文中データは12月16日時点のものです)