BOATRACE 浜名湖

レース展望

荻野滋夫のレース展望

BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 画像:伊藤将吉
    4033
    伊藤将吉
    /静岡
  • 画像:中岡正彦
    3849
    中岡正彦
    /香川
  • 画像:梶野学志
    4140
    梶野学志
    /東京

今年V3を決めている伊藤将吉選手が筆頭のシリーズ

「オレンジリボン運動支援競走 創刊75周年記念スポーツニッポン 菊花杯」は12月14日(木)から17日(日)までの4日間開催。
中心は伊藤将吉・中岡正彦・梶野学志・角谷健吾の4人。いずれも、今年優勝歴のあるメンバーです。

7月の尼崎一般戦をはじめ、9月の桐生一般戦と10月の浜名湖一般戦を制している伊藤将吉選手が優勝候補筆頭。浜名湖通算9回目の栄冠を目指します。
持ち味であるスキのないスタートは威力満点。レースの主導権を握ることでしょう。

また、香川の中堅・中岡正彦選手は3月の蒲郡一般戦と10月の唐津一般戦で優勝。かつてのような強烈なイン取りはなくなりましたが、取れるコースはしっかり取って勝負してきます。来期適用勝率を参戦メンバートップの6.85としており注目です。

さらに、今年5月の平和島タイトル戦と7月の戸田一般戦を制している梶野学志選手の安定感は他の追随を許しません。
派手な印象はないものの、2024年前期を含め19期連続A1という成績に実力が表れています。

そして、G1ウイナー(2000年戸田関東地区選手権V)の角谷健吾選手は浜名湖が得意。過去V6としています。
今年は11月12日、戸田の一般戦で優勝を飾っておりリズムアップ中です。

そのほか…
来期適用勝率は中岡正彦選手に次ぐ6.69。平均スタートタイミングをコンマ12としている稲田浩二選手

3連対率70.5%を誇る愛知のベテラン、47歳の佐藤大介選手

浜名湖は通算V11。1991年と1992年には周年記念競走を制しているベテラン・山室展弘選手

2024年前期は勝率6.22で自身初A1を決めている野村誠選手など多士済々です。

12月14日(木)から17日(日)まで開催される「オレンジリボン運動支援競走 創刊75周年記念スポーツニッポン 菊花杯」にご期待ください。
(文中データは12月9日時点のものです)