レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年7月27日(金)・28日(土)・29日(日)・30日(月)
  • 一般 テレしずサマーカップ

    • 服部幸男
    • 3422
    • 服部幸男 /静岡
    • 後藤翔之
    • 4460
    • 後藤翔之 /東京
    • 真庭明志
    • 4259
    • 真庭明志 /長崎

御大・服部幸男が他の攻勢を受けて立つ!

テレしずサマーカップは7月27日(金)~30日(月)までの4日間開催。緊張感あふれる男女混合短期決戦です。

その中心は服部幸男選手。地元静岡の柱であり、ボートレースの歴史を紡いできた代表選手にほかなりません。今月、多摩川で行なわれたマスターズリーグで優勝。5コースから04のトップスタート、目の覚めるようなまくり差しを決めて関東の強豪を倒しました。現勝率6.76は参戦メンバートップ。浜名湖34回目の優勝に期待がかかります。

一方、遠征勢では後藤翔之選手。レースセンスは言うまでもありませんが、昨年は記念戦線で揉まれることでスケールアップ。力をつけています。とりわけ調整面では一切妥協なし。とことんやり抜きます。もし、機力劣勢だとしても侮ってはなりません。

また、ここ数年安定していいのが真庭明志選手。今年も3月に住之江で優勝を飾っているばかりか、5月以降、6.57の勝率をマーク。堅調です。行き足を中心に舟足を仕上げ、スピード旋回でもしっかりボートを返しレースの主導権を握ります。伸びに特徴が出ていれば連戦連勝するタイプなだけに注目しておく必要があります。

さらに、荒川健太&岡祐臣の三重の2選手も気になる存在。ともに高い集中力を誇り、粘りがあります。荒川選手は出足型でさばくのがスタイル。一方、岡選手は伸びを仕上げて一発で仕留める方向性で戦ってきますが、4月の若松では、1号艇の辻選手からインを奪って逃げ切り優勝(2号艇)。意外性を発揮しました。穴党には欠かせない存在です。

そのほか…
5月以降の勝率を6.65とし近況絶好調。元来の強気の攻めだけでなく、自在に立ち回ることで着を堅守する浜名湖巧者の伊藤宏選手

6月に多摩川で優勝。最近は安定して6点台の勝率をマークしている大阪の中堅、濱本優一選手

意志貫徹のレーススタイルがいよいよ開花。A2ランクからA1昇格を虎視眈々とうかがう東京女流期待の星・藤原菜希選手

藤原選手同様、女子注目レーサーのひとり。1着よりも2・3着タイプとしてマークしておきたい富樫麗加選手

現在A2ながら実力は記念クラス。地元戦で必ずや復調のきっかけとする意気込みの石田章央選手

浜名湖は昨年3月に優勝。30代後半に入っても、レースへの真摯な姿勢が変わらない宇佐見淳選手などメンバーは実に多彩多様です。

7月27日(金)から30日までの4日間開催、テレしずサマーカップにご期待ください。

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