レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年6月22日(金)・23日(土)・24日(日)・25日(月)・26日(火)・27日(水)
  • G3 SUZUKIスピードカップ

    • 深谷知博
    • 4524
    • 深谷知博 /静岡
    • 西山貴浩
    • 4371
    • 西山貴浩 /福岡
    • 岩瀬裕亮
    • 4604
    • 岩瀬裕亮 /愛知

現在1着回数トップの深谷知博がシリーズリーダー!

「GⅢ SUZUKIスピードカップ」は6月22日(金)から27日(水)までの6日間開催。地元の代表レーサー・深谷知博&佐々木康幸&重野哲之が牙城を築き、互いに切磋琢磨してV戦線の中核を成すシリーズとなりそうです。

中でも優勝候補筆頭は、圧倒的な1着型となって飛ばしている深谷知博選手。激戦で知られる浜名湖正月レースを制すと、芦屋(3月)・丸亀(3月)・常滑(4月)に続き浜名湖ゴールデンウイーク戦(5月)も栄冠奪取。強豪を相手にひるむことなく戦う姿勢そのままに大物ぶりを発揮しています。元来のレースセンスに加え、整備&調整面でもライバルに先んじることでより安定した成績をマークするようになりました。『差し屋』という評価もありますが、『展開を読んだ自在戦法を繰り出す若手代表』と評価し直す必要があるでしょう。どうしても人気になってしまうでしょうが、コースに関係なく連絡みの軸とみておきたいもの。80.8%に及ぶ3連対率、さらに今年62勝で1着回数トップをマークしているのがその証左です。

遠征勢では西山貴浩選手。近況、なんと83.9%の3連対率を誇っています。3月の尼崎に次ぎ、4月にはGⅡモーターボート大賞(常滑)で逆転V。ファンに大いにアピールしました。どうしてもそのリップサービスばかりが目立ってしまいますが、実はレースが巧く接戦に強いのが特徴。取りこぼしがありません。難しいといわれる2コースも得意としていることも覚えておいて損はないでしょう。

この両者を追うのが岩瀬裕亮選手。来期適用勝率7.53、今年V3と好調です。そのハイセンスなレースは華麗で美しく惚れ惚れするほど。さらに自ら仮説を立て実行し、修正を加えてきた調整面でも結果を導き出しています。深谷選手のような1着型ではありませんが、判断力には定評があります。

そのほか…
今年V2ながら、直前の児島で優勝を飾り勢いが増している地元が誇るSGレーサー・佐々木康幸選手

今年24場全場制覇を最年少で達成。社会貢献活動への取り組みなど、周囲への感謝を忘れないSGタイトルホルダー・重野哲之選手

今年、戸田(1月)・鳴門(2月)・芦屋(2月)で優勝も、やや停滞気味。優勝歴ある浜名湖で一気にリズムを転じたい中野次郎選手など多士済々です。

6月22日(金)から27日(水)までの6日間開催「GⅢ SUZUKIスピードカップ」にご期待ください。

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