レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年3月2日(金)・3日(土)・4日(日)・5日(月)
  • 一般 Daiichi-TVファイティングカップ

    • 重野哲之
    • 3995
    • 重野哲之 /静岡
    • 大上卓人
    • 4682
    • 大上卓人 /広島
    • 今村暢孝
    • 3265
    • 今村暢孝 /福岡

新旧の猛者が相まみえる激戦の4日間!

『Daiichi-TVファイティングカップ』は3月2日(金)から5日(月)までの4日間開催。地元の重野哲之を筆頭に、しぶとく勝負する好レーサー揃いのシリーズは白熱の短期決戦となりそうです。

大看板・重野哲之は現在リズムアップの途上。昨年11月以降の勝率を7点台に乗せ貢献度を上げていますが、その持ち味は高い集中力。相手やステージに関係なく勝負する気迫で勝ります。それだけに、『荒ぶる重野』を見ることもしばしばありましたが、近況は闘志と冷静さがミックスされた戦いぶりが目立つようになってきました。
さらに、在住する掛川の『お茶大使』に就くこと6年目。地域やそこで暮らす方々への温かな眼差しは変わっていませんし、水上でも根っこは一緒。周囲への感謝の気持ちこそが2018年の活躍の原点となることでしょう。

この重野を追う若手は広島の大上卓人。昨年の蒲郡ヤングダービーで優出(3着)し、自信をつけています。
当時、レースが粗削りで伏兵的存在は否めませんでしたが、経験を積む中でスピードとテクニックが融合。的確に展開をとらえ安定して上位に食い込めるようになりました。百戦錬磨のベテランも多い今大会、若い力の発露に期待したいものです。

待ち構えるベテランの代表は福岡の今村暢孝。11月以降の勝率は7.34に達し、参戦メンバー中トップ。3連対率77.9%という驚異的な数字を残しているばかりか、今年1月には下関で優勝も飾っています。
コース取りから巧みで、隙のない作戦に行動が伴うだけに、極めて戦いにくい相手となるのが今村暢孝。『外枠だから…』『機力劣勢だから…』と舟券の対象から外すわけにはいきません。

この他…
1月8日、福岡で優勝を飾り登り調子。今村暢孝をしのぐ78.1%の3連対率を誇るレース巧者・松崎祐太郎

一時、A2暮らしを経験も、スタート力も取り戻し復活。先の中国地区戦では優出4着とした王国岡山の中心星・川崎智幸

フライング休みが明け水面に回帰。平山智加夫人とともに、丸亀ボートで2018年の健闘を宣誓した香川の総大将・福田雅一

現在A2も、最近の成績はA1復帰のそれ。記念戦線で味わった悔しさをバネに実力を磨く谷野錬志など、メンバーは実に多士済々です。

3月2日(金)から5日(月)まで開催の『Daiichi-TVファイティングカップ』にどうぞご期待ください。

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