レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年1月19日(金)・20日(土)・21日(日)・22日(月)
  • 一般 サンケイスポーツ杯

    • 大場敏
    • 3489
    • 大場敏 /静岡
    • 今井貴士
    • 4287
    • 今井貴士 /福岡
    • 日高逸子
    • 3188
    • 日高逸子 /福岡

混戦必至、優勝戦線混迷を極める男女混合戦!

サンケイスポーツ杯は1月19日(金)から22日(月)までの男女混合戦。激しいバトルが想定されます。
銘柄級乱立の様相ながら、大場敏・今井貴士・日高逸子・安田政彦・鈴木幸夫・藤田靖弘の6選手が主戦を張りそう。短期決戦だけに初戦から目が離せません。

中でもシリーズリーダーとして期待される大場敏選手は地元浜名湖V12。昨年、びわこ(3月)・浜名湖(4月)・常滑(4月)・蒲郡(5月マスターズリーグ)で優勝を飾るなど、50歳となった今もレースは実に堅調です。
「最近はテニスで健康管理…」と語るように年齢に応じた身体づくりを実行。レースも一時の「絶対に内寄りから!」というスタイルを脱し、状況に応じた作戦行動に変容しています。
73%の3連対率(昨年5月~11月までの成績)をマークするなどますます幅が感じられます。

今井貴士選手は、今期7.09で参戦メンバートップの勝率。2連対率も56.4%と舟券貢献度抜群です。昨年・一昨年と、成績が残せず苦しい思いをしましたが、その間、自力をつけてきたのが今井選手。今年はさっそく1月大村(ダブル優勝戦)を獲るなど、勢いは完全に復活しています。快速ターンでコース不問のレースを見せてくれることでしょう。

男性レーサーと互角に戦えるグレートマザー・日高逸子選手は、浜名湖はV5。得意水面です。
昨年は優勝こそありませんでしたが、6点台の後半の勝率を叩き出し存在感を示してきました。スキを見逃さない厳しさがあるからこそ、ファンの信任が集まるというもの。当節の主役にふさわしい女流トップレーサーです。

そのほか…
粘りは秀逸。昨年末、若松で優勝を飾ったばかりか、近況も6.71の勝率をマークしている安田政彦選手

現在A2ながら、昨年11月以降6.89と再びA1復帰の可能性を感じさせるインファイター・鈴木幸夫選手

地元浜名湖は過去V3。近況A1に定着し次なるステージに向け、さらに力をつけつつある藤田靖弘選手

際立つ練習量が実を結び、昨年は徳山(2月)・丸亀(7月)で優勝を飾った松尾拓選手

誰もマネのできない独自のプロペラ理論を自ら編み出し、旋回能力の高い仕上がりにする荒井輝年選手など、注目選手は枚挙にいとまがありません。

1月19日(金)からの4日間開催、男女混合戦のサンケイスポーツ杯にご期待ください。

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