レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2017年12月15日(金)・16日(土)・17日(日)・18日(月)・19日(火)
  • 一般 中日スポーツ2017ファイナルカップ

    • 重野哲之
    • 3995
    • 重野哲之 /静岡
    • 金田諭
    • 4036
    • 金田諭 /埼玉
    • 永井彪也
    • 4688
    • 永井彪也 /東京

役者は揃い、群雄割拠の様相を呈する好シリーズ!

『中日スポーツ2017ファイナルカップ』は12月15日(金)から19日(火)までの5日間開催。記念戦線で腕を磨き上げてきたベテランから、11月にデビューしたばかりのルーキーまで幅広いメンバー構成となっています。
その中心は重野哲之・金田諭・永井彪也・福島勇樹の4選手。優勝戦線の軸となります。

中でも地元の重野哲之選手は別格。持ち前の高い集中力をフルに駆使し、ぬかりなく戦い切ることでしょう。
例年通り奮闘した2017年ながら、ここまで芦屋(5月)・尼崎(6月)・常滑(7月)のV3止まり。やや消化不良の感は否めません。エンジン出しに苦労した印象です。
しかし、『自力で現状打開』が重野選手のモットー。過去V7の浜名湖を席巻すべく、力の限りを尽くしてきます。

重野選手と並び立つ金田諭選手は今年、6月の浜名湖を含めV5。先月も平和島で優勝と途切れなく健闘しています。来年3月に浜名湖で開催されるボートレースクラシック出場権を完全に手に入れるためにも厳しく戦ってくるはず。持ち前の硬軟併せもつ自在戦法で勝機をつかんでくることでしょう。36.6%の1着率も忘れてはなりません。

さらに、2017年若松ボートレースメモリアルでSG初出場。いま最も注目を集めている若者が永井彪也選手。ワンランク上のステージへ、意欲に燃えています。
ややレースが粗削りですが、これは若さゆえでしょう。思い切りレースができる広い浜名湖水面は格好の舞台。今年4つ目の優勝を狙います。

また、浜名湖をドル箱としているのが福島勇樹選手。2009年のGⅠダイヤモンドカップを含め過去4回の優勝歴があります。
3着回数よりも2着回数、2着回数よりも1着回数が多いのは前へ前へと気持ちが向かっている証拠。持ち味である爽快なレースが期待できます。

そのほか…
来期適用勝率が参戦メンバー中トップの7.08。54歳となった今も的確なスタート力と旋回スピードを誇る倉谷和信選手

いわずと知れたボートレース王国・岡山の雄。勢いがつけば連戦戦勝、手がつけられなくなる山地正樹選手

調整力・操縦能力・展開力で勝り、近況、57.0%の驚異的な2連対率を生み出している高野哲史選手

しぶとく戦い、時に波乱を演出することもある丹下将選手など、枚挙にいとまがありません。

12月15日(金)から19日(火)まで開催の『中日スポーツ2017ファイナルカップ』にどうぞご期待ください。

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