レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2022年8月6日(土)・7日(日)・8日(月)・9日(火)・10日(水)
  • 一般 サッポロビールカップ

    • 笠原亮
    • 4019
    • 笠原亮 /静岡
    • 村松修二
    • 4816
    • 村松修二 /広島
    • 佐々木完太
    • 4980
    • 佐々木完太 /山口

笠原亮が中心も、実力者多数の5日間開催!

サッポロビールカップは8月6日(土)から10日(水)までの開催。
実力派が揃った5日間決戦です。

その中心は笠原亮・村松修二・佐々木完太・萩原秀人・吉永則雄・下出卓矢の6選手。いずれも優勝候補です。

なかでも笠原亮選手が筆頭。地元で気合も入ります。
大ケガから奇跡の復活を成し遂げるとすぐさまA1級に復帰していますが、その背景には「ボートレース愛」や「ファンへの感謝」「人の痛みを自分の痛みとする感性」「不断の努力」「周囲の支え」が存在しています。
どういうレースになろうとも力を尽くす崇高な姿を、できれば水面際で愛でたいものです。

また、今年2月のG1中国地区選手権競走(宮島)を制し記念ウイナーの仲間入りを果たしたのが村松修二選手。5月の宮島オールスターでは優勝戦に進出(5着)しています。
青春をかけたサッカーがそうであったように、視野が広く判断が早い点が持ち味。型のない自在戦で臨機応変にさばき上がってきます。

そして、今売り出し中なのが佐々木完太選手。
今年4月の浜名湖では4着1本のほぼオール3連対。完全に押し切るカタチで優勝を飾ると、5月の大村G2モーターボート誕生祭でもインから逃げて優勝。勝つスタイルを確立しました。デビュー当時から自らに課題を設定し続けてきた成果といっていいでしょう。

そのほか…
高い責任感と自覚を胸に参戦する中堅中の中堅・原豊土選手と若手代表・石原翼選手の…地元両者

優勝こそないもののSGは常連。道中の接戦で強いこと、不利な状況でも打開し穴党に貢献するなど…、持ち味がファンを魅了する萩原秀人選手

ムリのない流れに沿ったレース運びに美しさ。状況に合わせ的確なハンドルワークで厳しいレースを操る吉永則雄選手

今年1月の戸田でデビュー6年9ケ月目にしての初優勝。今期(2022年7月~)、初のA1級に昇格した山下流心選手

第一の特徴は行き足から伸び。そのため積み上げてきたプロセスやノウハウを宝物とする下出卓矢選手

さらに、レース巧者の繁野谷圭介・高倉孝太・下寺秀和・田中辰彦・吉永泰弘・松田憲幸・松本博昭・金子貴志など実に多士済々です。

8月6日(土)から10日(水)まで開催のサッポロビールカップにどうぞご期待ください。
(文中データは8月2日時点のものです)

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