レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2022年7月13日(水)・14日(木)・15日(金)・16日(土)・17日(日)・18日(月)
  • 一般 ハマナ娘クルーカップ

    • 中辻博訓
    • 3833
    • 中辻博訓 /福井
    • 中野次郎
    • 4075
    • 中野次郎 /東京
    • 谷野錬志
    • 4342
    • 谷野錬志 /静岡

実力伯仲のシリーズは優勝候補目白押し

「ハマナ娘クルーカップ」は7月13日(水)から18日(月)までの開催。全国から精鋭が集う注目のシリーズです。

その中心は中辻博訓・中野次郎・谷野錬志・杉山正樹・上村純一・芝田浩治・山崎義明の7選手。優勝戦線の軸となることでしょう。

特に、中辻博訓選手は今年絶好調。
1月の若松を皮切りに、浜名湖(6月)・桐生(6月)を制しV3としています。
今回の舞台浜名湖は、鮮やかにまくり差し(3コース)でした。これを含め浜名湖はV3と好相性です。
前回からあまり時間が経っていないこともあり調整面でも有利。初日から注目されます。

また、中野次郎選手も堅調で、2022年1月からの勝率を7.27としています。
124走で33勝と1着率は26.6%。3連対率に至っては73.4%あり舟券作戦から外せません。
今年の優勝は6月の徳山のみですが、昨年V6とした地力は本物。大会の中軸として活躍することでしょう。

また、地元期待の谷野錬志選手がどう立ち回るかが気になります。最も浜名湖水面や調整ノウハウを知る存在だからです。
また、今年1月からの勝率も6.88で参戦メンバー2位。攻守のバランスが取れた戦いぶりは信任に値します。

さらに…
愛知の杉山正樹選手には高い調整能力とレースセンスがあり
上村純一選手にはスタート順2.5という持ち味あり
芝田浩治選手には通算浜名湖V7という相性があり
山崎義明選手には今期3期ぶりのA1復帰というリズムアップ
…といった武器があります。
個性あふれる強豪メンバーが揃ったシリーズです。

そんな中にあって絶対的な注目は東京支部の渡邉雄朗選手。
フライング禍もありB1落ちしていましたが、この7月からA1に復帰しています。
持ち味は絶対的なセンター戦で、2022年1月から6月までの成績は次のとおりです。

1コース1着率は55.5%
2コース17.3%
3コース23.8%
4コース26.6%
…と極めてセンター戦で強いのです。
展示タイムを出す傾向と照らし合わせ動向を把握したいものです。

そのほか…
5期連続A1キープ。誰よりも早いスタートでレースの主導権を握る伊藤将吉選手

6月末から7月にかけてびわこ一般戦でオール3連対の優勝を飾っている。金子賢志選手など多士済々。
実力伯仲ゆえ、優勝候補目白押しです。

7月13日(水)から18日(月)まで開催される「ハマナ娘クルーカップ」にご期待ください。
(文中データは7月4日時点のものです)

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