レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2022年6月24日(金)・25日(土)・26日(日)・27日(月)
  • 一般 三遠ネオフェニックス杯

    • 林 美憲
    • 3743
    • 林 美憲 /徳島
    • 石丸海渡
    • 4772
    • 石丸海渡 /香川
    • 田中和也
    • 4357
    • 田中和也 /大阪

シリーズの中核は林美憲&&石丸海渡&田中和也の3選手

「三遠ネオフェニックス杯」は6月24日(金)から27日(月)までの4日間開催。個性豊かなベテランと中堅が多く参戦するシリーズです。
その中心は、林美憲・石丸海渡・田中和也の3選手。ライバルのターゲットに他なりません。

なかでもベテラン47歳の林美憲選手(徳島支部)は来期勝率を7.32とし13期連続A1を決めています。昨年V6としたことで今年3月の大村ボートレースクラシックの出場権を獲得。存在感を示しました。若い頃は、センター・アウトからの一撃が持ち味でしたが、年令とともに変身。いまは自在性の高いレースでファンを魅了してくれます。

また、6月16日最終日だった「福岡・G3ウエスタンヤング」で大活躍。インから逃げて優勝したのが次代の星・石丸海渡選手(香川支部)。
モーター出しに定評があり、よほどのことがない限り機力をアップさせてくるメカニックぶりにファンは高い信頼を寄せています。

そして、大阪支部の田中和也選手は今年V2。2月の宮島一般戦と今月6月の唐津一般戦を制しています。
宮島の優勝戦は、辻栄蔵・岡村仁・井口佳典・藤岡俊介・村田修次の5選手が相手。まるで記念レースのファイナルを思わせるメンバー構成でしたが、インから冷静に押し切りました。
また、唐津のV決着は2コース差し。安定したスタート力を武器に外連味なく戦う37歳です。

さらに…

行き足を中心とした快速仕立ての舟足が武器。スタートから主導権を握るレースが信条の中村尊選手

4期連続で勝率6点台に届かずのA2から…来期はA1に。ボートレース王国岡山の良き時代を知る中堅・岡瀬正人選手

浜名湖は2000年3月のボートレースクラシックで優勝。調整の引き出しもレースの組み立ても多彩な矢後剛選手

独特の理論と技術で舟足を自在につくりかえられるところにプロの真髄あり!地元の看板として活躍を期す星栄爾選手

勝率的には6点前後と目立たないものの、レースに粘りがあり接戦に強いことで舟券貢献度が高い…浅見昌克&岡田憲行&眞田英二の3選手など、メンバーは多士済々です。

6月24日(金)から27日(月)までの4日間開催、「三遠ネオフェニックス杯」にご期待ください。

(文中データは6月15日時点のものです)

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