レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2022年1月8日(土)・9日(日)・10日(月)・11日(火)・12日(水)・13日(木)
  • 一般 日本財団会長杯

    • 本多宏和
    • 4492
    • 本多宏和 /愛知
    • 西村美智子
    • 4313
    • 西村美智子 /香川
    • 三浦永理
    • 4208
    • 三浦永理 /静岡

注目の男女混合戦は激戦必至!!

日本財団会長杯は1月8日(土)から13日(木)までの開催。男女混合の注目のシリーズです。

その中心は昨年V5の本多宏和選手に、クイーンズクライマックス参戦の西村美智子選手、そして、地元期待の三浦永理選手です。
いずれも個性あふれるレースでシリーズを彩ってくれることでしょう。

優勝候補筆頭の本多宏和選手は昨年、1月の常滑を皮切りに、常滑(6月)・三国(8月)・蒲郡(9月)・多摩川(9月)で優勝。持ち味である外連味のない競走スタイルに攻めのパターンを確立して勝負強さを発揮しています。今年の常滑正月レース(1月4日最終日)は優勝戦1号艇ながらフライング艇が出るなどして先頭ゴールを果たせませんでしたが、リズムは堅調。2018年11月以来の浜名湖Vに向け積極的なレースが期待されます。

また、年末のクイーンズクライマックス(福岡)に初参戦していたのが、西村美智子選手。
元来スリットからの攻勢で相手をねじ伏せるタイプですが、「1年を通じスタート事故なく通せたことが大きかったです」と語っています。レディースチャレンジカップ優勝戦2着などの成果をもって大舞台に進んだ経験を糧に、さらなる高みを目指すことでしょう。

そして、もうひとりの注目は三浦永理選手。昨年11月、女子の賞金ランキングで12位圏内に位置し最後の最後までクイーンズクライマックスの出場権をかけ走っていました。ちなみに昨年1年間の勝率は6.40。完全に全盛期の勢いが戻っています。
そのテクニカルなレース力を堪能したいシリーズです。

そのほか…
浜名湖は2010年・2011年・2013年に優勝歴。地元水面の特徴を知り尽くしている静岡支部の中堅レーサー藤田靖弘選手

昨年、住之江ヴィーナスシリーズ(7月)とびわこオールレディース(11月)を取っている経験豊富は落合直子選手

一昨年はびわこ(4月)で、昨年は福岡(6月)で優勝。広島支部の若手としてその名が徐々に浸透してきている浜先真範選手

記念競走を走ることで自らの力量を振り返り研鑽を積んでいる三重期待のホープ、中嶋健一郎選手

昨年は後半にリズムアップ。11月には江戸川で優勝を飾っている愛知の宮下元胤選手など多士済々です。

1月8日(土)から13日(木)まで開催の日本財団会長杯にご期待ください。
(文中データは1月3日時点のものです)

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