レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年12月18日(土)・19日(日)・20日(月)・21日(火)・22日(水)・23日(木)
  • 一般 ハマナ娘クルークリスマスカップ

    • 江口晃生
    • 3159
    • 江口晃生 /群馬
    • 仲口博崇
    • 3554
    • 仲口博崇 /愛知
    • 角谷健吾
    • 3613
    • 角谷健吾 /東京

記念戦線で力を技を磨いてきた精鋭が集結!

年の瀬の「ハマナ娘クルークリスマスカップ」は18日(土)から23日(木)までの6日間開催。記念戦線で「力と技」を磨いてきた猛者が揃う注目のシリーズです。

その中心は江口晃生・仲口博崇・角谷健吾・天野晶夫・坂口周の5選手。シリーズをけん引する存在です。

なかでも、江口晃生選手は今年V5。常滑(4月)を皮切りに多摩川(7月)・住之江(7月)・戸田(8月)・桐生(8月)で結果を残しています。
加えて、2021年「最多勝」争いの渦中のひとりでもあります。
上位をゆく石川真二選手(116勝)や藤山翔大(115勝)を追う105勝は7位タイ。当然、勝率も高く、今年の通算勝率を7.92として参戦メンバートップの成績をマークしています。持ち前の調整力を駆使し浜名湖3回目の優勝にまい進することでしょう。

江口晃生選手と並び今年堅調なのが仲口博崇選手。鳴門マスターズリーグ(1月)・桐生(2月)・蒲郡(5月)・常滑(7月)・桐生(7月)・桐生(11月)で優勝しています。さらに、浜名湖は2003年の東海地区選手権を含めV5。相性のいい水面を味方につけ活躍の予感。韋駄天らしいスピード戦を見せてくれそうです。

また、2021年の勝率を6.73とし江口晃生選手に次ぐ成績を挙げている角谷健吾選手は安定感バツグン。浜名湖は過去6回の優勝を誇るなど実績も申し分ありません。
ロスのないスムーズな旋回技術を駆使し、柔軟に混戦をさばきあがってきそうです。

そのほか…
先月から今月にかけての尼崎マスターズリーグでは3コースから「抜き」で優勝。特徴である接戦の強さは変わらない天野晶夫選手。

若手の躍進著しい三重支部にあって、以前と変わらぬ若々しいターンを繰り出しアピールする坂口周選手

11期連続A級を維持するなど自力は確か。G1参戦はまだ3大会のみながら、今年8月の常滑での優勝を含め通算V4としている愛知の108期生・中山雄太選手

9期連続でA1を堅持しながら、来年1月からはA2暮らし。悔しい思いをレースにぶつける岡田憲行選手

過去の戦いぶりを俯瞰すると、シリーズの中盤くらいからリズムに乗ってライバルをなぎ倒す鶴本崇文選手など、多士済々です。

「ハマナ娘クルークリスマスカップ」は18日(土)から23日(木)までの開催。ひと足早いクリスマスプレゼントをゲットしたいものだ。
(文中データは12月14日時点のものです)

公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ