レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年12月11日(土)・12日(日)・13日(月)・14日(火)・15日(水)
  • 一般 遠鉄アタック Mooovi浜名湖 2周年記念

    • 笠原亮
    • 4019
    • 笠原亮 /静岡
    • 服部幸男
    • 3422
    • 服部幸男 /静岡
    • 佐々木康幸
    • 3909
    • 佐々木康幸 /静岡

笠原亮・服部幸男・佐々木康幸が来る!

遠鉄アタック Mooovi浜名湖 2周年記念は12月11日(土)から15日(水)までの開催。経験豊かな精鋭が多く集結する注目のシリーズです。

その中心は笠原亮選手。昨年のお盆レースの負傷から1年2ケ月ぶりに復帰した10月末から11月はじめにかけてのレースで優勝。それまでの苦闘と将来にかける意欲、そして周囲への感謝の気持ちを感じさせました。
「僕も痛みの分かる人間になったと思います…」。こう話す笠原亮選手は、もともとが優しさあふれるアスリート。スタンドプレーも外連味もないタイプです。言葉数よりも、その真摯は姿勢を支持するファンが多いのは当然。水面とスタンド相互で心の交流が見られることでしょう。

その笠原亮選手が師と仰ぐのが服部幸男選手。シリーズのもうひとつの顔です。
浜名湖は1995年のボートレースオールスターをはじめ、G1V6。一般戦を含めた優勝回は36回に及びます。今年2月のタイトル戦では4コースからまくり差しを決めて優勝を飾っています。周囲から「背中で教えてくれる偉大な先輩」と言われる静岡の、いやボートレース界の精神的支柱が威風堂々のレースで観る者を納得させてくれることでしょう。

この両者を追うのも服部幸男選手の精神を知る佐々木康幸選手。今年1月からの勝率6.90は参戦メンバートップです。加えて浜名湖は過去V12。自信をもって戦える地元水面です。
そのスタート力はすさまじく、今年ここまでの平均スタートタイミングはコンマ12。スタート順も2.3と完全にレースの主導権を握る存在です。

笠原亮・服部幸男・佐々木康幸の3人がシリーズの絶対軸に他なりません。

そのほか…
今年は、尼崎(9月)と平和島(10月)で優勝。秋口以降活躍が目立つ福井支部の川原正明選手

同じく今年V2。桐生(4月)と尼崎(6月)でタイトルを取っている三重の中堅・岡祐臣選手

準地元ゆえ水面特徴を良く知り、浜名湖は2017年と2020年に優勝歴がある愛知の杉山裕也選手

浜名湖は過去V4と好相性。そのうち2002年と2004年のモーターボート大賞を制しているベテラン・平石和男選手

躍進著しい三重支部の中核として元気いっぱいの走りでファンを魅了する平田健之佑選手など多士済々です。

12月11日(土)から15日(水)まで開催される遠鉄アタック Mooovi浜名湖 2周年記念にご期待ください。

(文中データは12月5日時点のものです)

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