レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年12月2日(木)・3日(金)・4日(土)・5日(日)・6日(月)
  • 一般 中日スポーツ ゴールドカップ

    • 重野哲之
    • 3995
    • 重野哲之 /静岡
    • 石塚久也
    • 4144
    • 石塚久也 /埼玉
    • 鈴木勝博
    • 4276
    • 鈴木勝博 /愛知

歴戦の雄が師走の浜名湖に集結!

中日スポーツ ゴールドカップは12月2日(木)から6日(月)までの5日間開催。実力ある中堅レーサーが揃った注目のシリーズです。

看板は重野哲之・松下一也の地元両雄に、石塚久也・鈴木勝博・安達裕樹の遠征組3選手。優勝戦線の中心となることでしょう。

中でも優勝候補筆頭は重野哲之選手。浜名湖は2010年の東海ダービーを含めV7としています。苛烈ともいえる攻めのレースを持ち味とするSGウイナーの最大の武器は調整力。それも理論と経験とで練り上げてきた独自の方法論を持ち合わせています。温水パイプが装着されモーター相場に変化が出る時節だけに、その調整力が頼りとなります。2016年11月以来、5年ぶりの地元優勝に期待がかかります。

また、11月半ばに住之江を舞台にオール3連対で優勝した石塚久也選手も注目株。今年は他に尼崎(7月)で勝っているだけでなく通算勝率は6.91。参戦メンバートップの成績を残しています。2連対率54.2%、3連対率73.8%は驚異的。コース不問で舟券に貢献します。

そして2021年、平和島(2月)と桐生(9月)で優勝している愛知の鈴木勝博選手の活躍も期待されます。
年間勝率は石塚久也選手に次ぐ6.73。28.8%の1着率が示すように、勝機を見すえ先頭ゴールを取りにいくスタイルが魅力。その勝つ姿勢をスタート力が支えています。平均スタートタイミングはコンマ15と平凡にみえますがスタート順は2.7。常に艇団の前でスリットラインを抜けていることが分かります。相性のいい水面で自身3回目の浜名湖Vを目指すことになります。

そのほか…
コンマ14、発順2.4という全速スタートを武器にどのコースからでも主導権を握る静岡の看板・松下一也選手

今年は9月に平和島で優勝。記念戦線で鍛えたダッシュ戦の威力に支持が集まる安達裕樹選手

同じく三重の中軸であり攻守の切り替えが見事なレースで安定した成績をマークする桐本康臣選手

昨年の大村マスターズリーグで優勝戦進出。6コースからまくり差しで勝利。3連対222,700円の高配当を叩き出した野中義生選手

気持ちのこもった迫力あるレースでレースのアクセントとなる山本英志選手や調整整備を最後までやり通す星野太郎選手など多士済々です。

12月2日(木)から6日(月)まで開催の中日スポーツ ゴールドカップにご期待ください。
(文中データは11月24日時点)

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