レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年8月22日(日)・23日(月)・24日(火)・25日(水)・26日(木)・27日(金)
  • 一般 ルーキーシリーズ第13戦 スカパー!・JLC杯

    • 畑田汰一
    • 5042
    • 畑田汰一 /埼玉
    • 上田龍星
    • 4908
    • 上田龍星 /大阪
    • 石原翼
    • 4989
    • 石原翼 /静岡

群雄割拠のルーキーシリーズを制すのは誰か?!

ルーキーシリーズ第13戦「スカパー!・JLC杯」は8月22日(日)から27日(金)までの開催。
登録6年未満の若手による一般戦は成長一途のメンバー揃いで見どころ満載ですが、その軸は、上田龍星・宮之原輝紀・野中一平・井上一輝・畑田汰一・石原翼の6選手。

優勝戦線の主役と目される6人の今年ここまでの成績は以下のとおりです。
上田龍星 勝率6.92 優勝0回
宮之原輝紀 勝率6.70 優勝0回
野中一平 勝率6.64 優勝0回
小池修平 勝率6.51 優勝3回
井上一輝 勝率6.62 優勝2回
畑田汰一 勝率6.38 優勝2回
石原翼 勝率5.36 優勝0回

そのひとり畑田汰一選手は、戸田のお盆レースでフライングを切ってしまったものの、現在「令和3年最優秀新人選手」の候補筆頭。122期以降の対象選手の中で、勝率・優勝回数・獲得賞金額いずれもトップとしています。
さらに、そのセンター戦は驚異的で、今年1月からのデータは次のとおりです。
3コース…1着率30.6% 2着率16.7% 3着率22.2%
4コース…1着率38.9% 2着率19.4% 3着率13.9%

また、今年優勝こそないものの、外連味のない競走でソツなく混戦を抜け出してくる上田龍星選手はコース不問。水の固い住之江を地元としており、乗りやすい浜名湖水面はお手のものです。

そして、決して見逃してはならないのが地元の120期生・石原翼選手。
2017年5月に浜名湖でデビュー以来、周囲の期待を集めながらなかなかA級に手が届きませんでしたが、ここにきてブレークしかけています。5月以降の来期適用勝率は、現在5.93。
今年念頭に誓った「A級昇格」が視野に入っています。
昨年一年間と今年7ケ月間のデータを比較すると、1コースと2コース、さらに4コースの1着率が以下のとおり上昇。注目しないわけにはいきません。
1コース1着率 55.1%(昨年)61.1%(今年)
2コース1着率  9.6%(昨年) 35.2%(今年)
4コース1着率  6.2%(昨年)15.3%(今年)
また、お盆の中日スポーツ後援 湖西市長杯争奪戦 黒潮杯からの連続あっ旋であることも有利な材料。活躍するチャンスは小さくありません。

8月22日(日)から27日(金)まで開催のルーキーシリーズ第13戦「スカパー!・JLC杯」にご期待ください。
(文中データは8月16日時点のものです)

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