レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年7月17日(土)・18日(日)・19日(月)・20日(火)・21日(水)・22日(木)
  • 一般 サッポロビールカップ

    • 深谷知博
    • 4524
    • 深谷知博 /静岡
    • 萩原秀人
    • 4061
    • 萩原秀人 /福井
    • 金子拓矢
    • 4305
    • 金子拓矢 /群馬

深谷知博と萩原秀人の一騎打ちか!?

7月17日(土)から22日(木)まで開催されるサッポロビールカップは、一般戦といえども見応えのあるシリーズとなりそうです。
その中心は深谷知博・萩原秀人・金子拓矢・横澤剛治の4選手。優勝戦線の軸となる存在です。

中でも筆頭は地元の深谷知博選手。浜名湖は2014年と2020年の周年記念を含めV9と完全に手中に収めています。
ストイックなアスリートはどんなに苦しい状況でもあきらめることはありません。ましてや、精神力に機力の後押しがあれば「鬼に金棒」。初日の気配から注目です。

また、いま絶好調なのが萩原秀人選手。今年はここまで桐生(2月)・宮島(3月)・三国(5月)・住之江(5月)・三国(6月)で優勝。バツグンの安定感を誇っています。今年1月からの勝率も7.38で参戦メンバートップであるばかりか、1着率は40.2%と驚異的な数字をマーク。深谷選手とマッチアップになってもおかしくありません。

この両雄を追うのが金子拓矢選手です。今年1月からの勝率は萩原選手に次ぐ7.14。1着率も36.3%と高い水準をマークしています。コンマ14、スタート順2.6は萩原選手をしのぐ値。その威力が、5月の多摩川や6月の常滑Vにつながっています。当シリーズもスリットから他艇の動きを制し主導権を握るでしょう。

そして、地元の雄・横澤剛治選手も気になります。2017年の10月以降、浜名湖Vはありませんが、それでも地元は通算V11。知り尽くした水面で勝機を譲るはずもありません。

そのほか…
現在8期連続A級キープと力は底堅く、今年2月地元浜名湖で優勝している池田雄一選手

ボートレース界のエンターテイナーとしてオカでは歌って踊り、水上で高速で滑走する花田和明選手

今年4月尼崎で優勝している古川誠之選手に、2月多摩川Vの丹下将選手など多士済々です。

最後に、今後に備え4月16日初おろしの浜名湖の注目モーターを数機ピックアップします。(次節で使用するかは現時点で未定)

まず、大注目は2連対率10%台を受け中間整備した48号艇。これで激変し、前回大会は繁野谷圭介選手がシリーズ9勝を挙げで優勝。圧倒的な舟足を披露しました。
また、51号機は直線系がトップクラス。
さらに53号機や57号機はレース足を誇ります。

7月17日(土)から22日(木)まで開催のサッポロビールカップにご期待ください。

(文中の選手データは7月5日時点のものです)

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