レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年6月19日(土)・20日(日)・21日(月)・22日(火)・23日(水)・24日(木)
  • G3 中日新聞・中日スポーツ第35回G3中日カップ

    • 坪井康晴
    • 3959
    • 坪井康晴 /静岡
    • 上村純一
    • 4645
    • 上村純一 /群馬
    • 仲口博崇
    • 3554
    • 仲口博崇 /愛知

坪井康晴をはじめ、歴戦の雄が勢揃い!

「中日新聞・中日スポーツ第35回G3中日カップ」は6月19日(土)から24日(木)までの6日間開催。百戦練磨のベテランから新進気鋭の若手まで幅広いメンバーが浜名湖に集結します。

その中心は坪井康晴・上村純一・仲口博崇の3選手。優勝戦線の軸になることでしょう。
なかでも、4月の住之江65周年太閤賞競走でインからトップスタートを決め優勝した坪井康晴選手は、浜名湖ゴールデンウイーク戦でも勝っており勢いがあります。
2017年4月の三国周年以来、11回目のG1優勝について「浜名湖のいい流れのまま乗り込めたのもすごく良かった。久しぶりにG1をとれてうれしい。この勢いで頑張っていきたいです」と語ったように、太閤賞の直前の地元浜名湖一般戦では9連勝の完全Vを飾っています。当節も優勝候補筆頭に違いありません。

また、元レーシングカートドライバーだった上村純一選手は今年、尼崎(3月)・戸田(4月)・桐生(4月)で優勝。安定感光るレースぶりにファンの支持が集まっています。相手によって柔軟に立ち回るタイプは戦法が多彩で型がない強みがあります。攻めるべきときは攻め、守るべきところでは堅実に旋回するため成績も安定。来期適用勝率も7.31としておりファンの信頼が集約される浜名湖です。

そして、上村純一選手同様今年V3としているのがベテランの域に入った仲口博崇選手。1月に鳴門のマスターズリーグを制すると2月には桐生一般戦で優勝。さらに5月に地元蒲郡でも栄冠を勝ち取っています。
「韋駄天」と呼ばれた快速戦は影を潜めておらず、混戦をさばきあがってきます。特に2マーク勝負に強いことはぜひ覚えておきたいものです。

そのほか…
「全速戦の申し子」という称号は、水上を軽く滑走する発想から生み出されたもの。道中接戦でファンを魅了する秋山直之選手

住之江(1月)と常滑(5月)で優勝するなど、今年も堅調な成績をマークしている銀河系軍団のひとり丸岡正典選手

平均スタートタイミングがコンマ11。発順2.2という驚異的なスタート力を誇る小林泰選手等メンバーは多士済々です。
6月19日(土)から24日(木)まで開催される「中日新聞・中日スポーツ第35回G3中日カップ」にご期待ください。
(文中データは6月13日現在のものです)

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