レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年5月20日(木)・21日(金)・22日(土)・23日(日)・24日(月)
  • 一般 BTS岩間17周年記念 茨城放送杯

    • 河合佑樹
    • 4494
    • 河合佑樹 /静岡
    • 大場敏
    • 3489
    • 大場敏 /静岡
    • 久田敏之
    • 4188
    • 久田敏之 /群馬

歴戦の雄が勢ぞろい!混戦の5日間!!

BTS岩間17周年記念 茨城放送杯は5月20日(木)から24日(月)までの開催。52期のベテランから127期の新人まで幅広いメンバー構成で実施されます。

なかでも、34歳となった地元の河合佑樹選手が優勝候補筆頭。数々の舞台を経験しレースの機微を知る存在です。
かつては「差し屋」のイメージもありましたが、近況は硬軟併せもつ存在に変化成長。ここぞという時には迷いなく攻めていきます。
豊富な練習量を誇る浜名湖水面を自在に滑走することでしょう。

また、マスターズ世代の大場敏選手にも期待が集まります。
というのも、来期適用勝率を6.97とし、参戦メンバー中2番目の成績をマークしているからです。
混戦をさばきあげる判断力とレース展開力は秀逸。浜名湖水面を縦横無尽に走り主導権を握ることでしょう。今年に入り優勝歴はありませんが、優勝の可能性は小さくありません。

この大場敏選手の上をいく来期適用勝率7.16をマークしているのが久田敏之選手。平均コンマ12というスタート力を駆使し、1マークまでに他艇を制して自在に旋回します。
記念レースで磨いたスキのない判断力と減量を含め鍛え上げた心身を武器にコース不問で旋回。1月の常滑と大村、3月の尼崎に次ぐ、今年4回目の優勝に一心不乱に立ち向かいます。

また、3月にびわこと多摩川で優勝している吉川昭男選手の果敢なコース取りはファン注目の的。相手構わぬ進入はスタート展示から水上を熱くします。

そして、もう一人の中軸が前沢丈史選手。昨年は優勝がありませんでしたが、今年は1月に江戸川を制すると、3月には平和島でV奪取。勢いが出てきました。
前沢選手のレース展開力をサポートする「行き足」がくれば、鬼に金棒。連戦連勝も期待できます。モーター抽選から注目したいものです。

そのほか、地元浜名湖の御大として自らのレーススタイルを貫き通す金子良昭選手

今年4月に大村で優勝を飾っている滋賀支部の攻めダルマ・君島秀三選手

この2月に浜名湖のW優勝戦で栄冠を手にした池田雄一選手

巧みなハンドルワークでいつしか上位に食い込み、3連対率73%を誇る古結宏選手

7月からの2021年後期、7期ぶりにA1級に昇級する三宅潤選手などメンバーは多彩です。

5月20日から24日までの開催「BTS岩間17周年記念 茨城放送杯」にご期待ください。
(文中データは5月16日時点のものです)


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