レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年3月28日(日)・29日(月)・30日(火)・31日(水)・4月1日(木)・2日(金)・3日(土)
  • 一般 BTS富士おやま6周年記念

    • 石渡鉄兵
    • 3716
    • 石渡鉄兵 /東京
    • 前田篤哉
    • 4983
    • 前田篤哉 /愛知
    • 吉田俊彦
    • 4055
    • 吉田俊彦 /兵庫

粒揃いの7日間シリーズは見どころ満載!

「BTS富士おやま6周年記念」は3月28日(日)から4月3日(土)までの7日間開催。百戦錬磨のベテランからルーキーまで幅広いメンバー構成です。

その中心は石渡鉄兵・前田篤哉・吉田俊彦の3選手。優勝戦線を構築することでしょう。

なかでも石渡鉄兵選手は記念常連。質実剛健なレーススタイルを持ち味として外連味なく戦います。来期適用勝率も7.17と参戦メンバートップです。
また、浜名湖を得意水面としており、過去V4と結果も残しています。「断固たる決意」で栄冠を取りにくることでしょう。

また、令和2年の最優秀新人に輝いた前田篤哉選手の現勝率は6.30。A1勝負がかかっています。
高校の同級生だった吉田裕平選手に刺激を受けてボートレーサーの道に入ってきた若者は、養成所のリーグ戦初戦で落水。足を肉離れしてしまいます。いきなりギプスをはめ訓練の補助役をすることになりましたが、その苦しい期間をムダにしませんでした。
「この訓練生にはこういうターンのクセがあるとか、接戦時にそうするから着を落とす…」と観察眼を養っていったのです。

対象新人選手の中で賞金獲得額(2402万円)、勝率(6.23)がともに1位。優勝2回もトップタイということで、昨年は文句なく最優秀新人選手に輝いた前田篤哉選手。A1維持のため持てる力を水面に注いできます。

さらに、ベテランの領域に入りつつある吉田俊彦選手にも注目。近況勝率を6.86としているばかりか、3月22日の尼崎ではインから逃げて優勝。オール3連対と看板レーサーらしい戦いぶりが印象的でした。
レーステクニックと判断力のよさを武器に的確なさばきを見せるレース巧者から目が離せません。

さらに…
現在A2級ながら大躍進中のベテランは46歳。おととし126期生としてプロデビューした息子・大澤風葵(ふうき)選手に範を垂れるためにも奮闘する大澤普司選手

今年2月28日に多摩川で優勝。ボートレース界に新風を招き入れる窓として活躍する岡村仁選手

圧倒的なレース展開力を武器に浜名湖V7としている重野哲之選手と流れに乗った戦法でムリなく連に絡んでくる大橋純一郎選手の地元両者

さらに、GⅠV2を含め浜名湖は過去V5。さばき上手で知られる匠・新美恵一選手など多士済々です。

3月28日(日)から4月3日(土)までの7日間開催「BTS富士おやま6周年記念」にどうぞご期待ください。
(文中データは3月23日時点です)

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