レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2021年1月29日(金)・30日(土)・31日(日)・2月1日(月)・2日(火)・3日(水)
  • 一般 男女W優勝戦 BOAT Boy cup

    • 海野ゆかり
    • 3618
    • 海野ゆかり /広島
    • 吉田拡郎
    • 4166
    • 吉田拡郎 /岡山
    • 竹井奈美
    • 4556
    • 竹井奈美 /福岡

女子は海野&竹井、男子は吉田&北村が中心

浜名湖の「男女W優勝戦 BOAT Boy cup」は1月29日(金)から2月3日(水)までの開催。男女それぞれに内容の濃い戦いが演じられることでしょう。
特に、師走に開催された「第9回クイーンズクライマックス・シリーズ戦」メンバーが出場する女子は面白味満点です。

とりわけ、そのシリーズ戦を制した海野ゆかり選手が優勝候補筆頭格。存在感を示しそうです。
昨年は、10月に鳴門で優勝してエンジンがかかり浜名湖でV奪取。表彰セレモニーで見せた満面の笑みが記憶に新しいところです。
高い経験値を活かして外連味なく戦い抜くことでしょう。

相手筆頭はスピードで勝る竹井奈美選手。その豪胆なレースは人気の的。スタートから一気呵成に攻め広い浜名湖水面を席捲しそうです。

そして、浜名湖では過去2回の優勝をマーク、今年1月の徳山オールレディースで優勝(イン逃げ)を飾っている鎌倉涼選手の絶対的な安定感は必見です。

この主戦女子3人を脅かしそうなのが深川麻奈美選手。2021年前期、初のA1昇格を果たし躍進の真っただ中にいます。学生時代にボートレースと出会い自らの進路を定め直した「意志の人」が多くのファンに元気を与えてくれることでしょう。

さらに、直前の丸亀男女混合戦で優勝戦に進出した藤崎小百合選手にも注目。
安定したスタート力とレース展開力で枠番に関係なく連に絡んできます。

そして、地元が誇る三浦永理選手にも当然期待がかかります。

一方、男子は混戦模様ですが、中心は吉田拡郎選手とみます。
昨年は唐津(5月)、福岡(10月)、児島(12月)で優勝。2020年1月から2021年1月までの1年あまりの勝率7.30は参戦メンバトップです。さらに1着率も32.7%と高確率をマークしています。
高い集中力を駆使して、2019年12月以来の浜名湖2回目の優勝に立ち向かいます。

対して、昨年V5としている北村征嗣選手は大きな存在となります。
平和島(1月)、津(8月)、戸田(9月)、下関(9月)、住之江(11月)の優勝の背景にあるのは高い調整力。浜名湖初Vに挑むシリーズとなります。

そして、地元浜名湖はV7としている重野哲之選手も優勝戦線に必ずや入ってくることでしょう。

1月29日(金)から2月3日(水)までの開催「男女W優勝戦 BOAT Boy cup」にご期待ください。
(文中データは1月20日時点のものです)

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