レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年6月26日(金)・27日(土)・28日(日)・29日(月)・30日(火)
  • 一般 中日スポーツシルバーカップ

    • 久田敏之
    • 4188
    • 久田敏之 /群馬
    • 谷野錬志
    • 4342
    • 谷野錬志 /静岡
    • 金子龍介
    • 3795
    • 金子龍介 /兵庫

粒揃いで激戦必至!優勝戦線混沌の5日間開催!!

中日スポーツシルバーカップは6月26日(金)から30日(火)までの開催。5日間のミドル決戦は激戦必至。優勝戦線は混沌としそうです。

そんな中でも中心は、久田敏之・谷野錬志・金子龍介の3選手。近況の勢いもあり目が離せない存在です。

久田敏之選手は、7月からの新期適用勝率が7.44。参戦メンバートップです。かつては重量級ながら記念で互角に戦える選手として名を馳せていましたが、いまは体重コントロールに成功。レース力がそのまま結果に反映しています。
行き足と乗り味が来たら鬼に金棒。連戦連勝で他を圧倒してきます。

また、失敗や反省を糧に実力をつけてきた谷野錬志選手はレース中の判断やテクニックが秀逸。派手さよりも堅実味で勝負してきます。
レースコースの特徴や戦っている相手のクセをアタマに入れ、状況に合わせた作戦を繰り出してくるあたりは玄人好み。ましてや地元浜名湖となればなおさら期待できます。1月の三国と4月の常滑以来の今年3回目のVにまい進します。

そして、谷野選手とは異なるタイプが金子龍介選手。オカでも水上でも存在感に満ちています。今年は1月と2月に優勝(多摩川と桐生)。近況勝率は7.33と久田選手の次のランクに位置しているばかりか、3連対率は77.5%と圧倒的な舟券貢献率を誇ります。存在感の源泉にほかなりません。

そのほか…
主戦の3名と同等以上の躍進を見せる愛知の新星は来期を含め3期連続A1をキープ。初Vはデビュー2年9ケ月。その後の雌伏の時を経て、今年4月に徳山で2回目の優勝を飾っている中山雄太選手

4月に平和島、5月のゴールデンウイークに多摩川で優勝。謙虚で誠実なレーサーとして後輩の鑑にもなっている梶野学志選手

質実剛健、男らしさに満ちた兵庫の屋台骨は年齢を重ねるごとに大きな存在に。自在戦の模範生・芝田浩治選手

関東のベテランが浜名湖に見参。多くが苦手とする2コースをさばき、得点率争いの上位を伺う角谷健吾選手

ベテラン力は健在、多彩な戦法を有するだけに混戦になればなるほど気になる地元の堤昇選手

勝率6.30で7月からの来期3期ぶりにA1に復帰。重ねた豊富な練習が身になっている南佑典選手

来期はA2となるものの、鋭いレースぶりは変わらない折下寛法選手など多士済々です。

6月26日(金)から30日(火)まで開催される中日スポーツシルバーカップにご期待ください。
(文中データは6月22日時点のものです)

公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ