レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年5月23日(土)・24日(日)・25日(月)・26日(火)・27日(水)
  • 一般 BTS岩間16周年記念 茨城新聞社杯

    • 深谷知博
    • 4524
    • 深谷知博 /静岡
    • 飯山泰
    • 3940
    • 飯山泰 /東京
    • 中村尊
    • 4090
    • 中村尊 /埼玉

絶対軸は今年浜名湖V2 浜名湖賞も制している深谷知博!

『BTS岩間16周年記念 茨城新聞社杯』は5月23日(土)から27日(水)までの5日間開催。おもに東海地区と関東地区から歴戦の雄が集結するシリーズは地元の深谷知博選手が絶対軸です。

優勝候補筆頭の深谷知博選手は、7月以降の新期適用勝率を7.23とし、参戦メンバー断トツのトップ。記念レースを走りながら1着率は29.3%もあります。加えて、今年は2月初旬のGⅠ浜名湖賞を奪取。さらに3月の浜名湖タイトル戦も期待に応えて勝ちました。減量をはじめ、モーターの調整方法や乗艇姿勢に作戦行動など研鑽は多方面。まさに、静岡県支部のリーダーとなりました。浜名湖9回目の優勝を狙います。

この深谷選手を追う一番手は飯山泰選手。浜名湖は2005年一般戦、2007年のタイトル戦、2010年のGⅠ周年記念に2016年のタイトル戦と4回の優勝を数えます。ドル箱の浜名湖水面で今年2回目の優勝に邁進することでしょう。機力的に行き足がいいようならなおさらです。

さらに続くのは中村尊選手。今年ここまでV2(3月丸亀W優勝と4月の平和島一般戦)としており堅調です。独自の調整方法を駆使するタイプで、行き足から伸びに特徴をつけることがしばしば。気配を活かして迷いなくレースし波乱を起こすことも念頭に置いておくべきでしょう。

7月からの来期適用勝率6.75、3連対率67.4%と安定して連に絡んでくる飯島昌弘選手も注目株。今年3月の江戸川ではインから逃げて優勝を飾っています。
特徴は1着から3着までの入着本数が平均化していること。一気に攻め切るというより同体スタートから展開をとらえるテクニシャンです。枠番やコース想定をもとに、流れを読むのも一興です。

そのほか…
2002年と2004年の浜名湖モーターボート大賞をとるなど、浜名湖は相性抜群の平石和男選手

現在A2ながら、来期は勝率6.21でA1復帰。全身全霊を傾け水上を滑走する西川新太郎選手

厳しいA1勝負駆けをクリア。来期もA1キープを決めているレース巧者の鳥居塚孝博選手

東海&関東以外は北陸勢。少数精鋭ながら虎視眈々と勝機を伺う信濃由行・谷口健一・表憲一の福井支部3選手など多士済々です。

5月23日(土)から27日(水)までの5日間開催『BTS岩間16周年記念 茨城新聞社杯』にご期待ください。
(文中データは5月10日時点のものです)

公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ