レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年5月9日(土)・10日(日)・11日(月)・12日(火)
  • 一般 公営レーシングプレス杯

    • 田村隆信
    • 4028
    • 田村隆信 /徳島
    • 藤原菜希
    • 4627
    • 藤原菜希 /東京
    • 山口裕二
    • 3944
    • 山口裕二 /長崎

SGレーサー田村隆信が主軸のショートシリーズ

公営レーシングプレス杯がまもなく始まります。5月9日(土)から12日(火)まで開催されるシリーズは男女混合戦。なかでもSGレーサー田村隆信選手が中心となりそう。しかし、波乱要素も満載の短期決戦です。

今年はまだ優勝こそない田村隆信選手ですが、昨年秋以降、鳴門周年・蒲郡周年・平和島BBCトーナメントと続けざまにタイトルを奪取。その勢いは見事でした。時に好不調の波がありますが、勢いに乗れば向かうところ敵なし。優勝戦線の軸になることでしょう。

一方、女子代表は、7月からの来期勝率を6.42とし1期でA1返り咲きを決めている藤原菜希選手。苦しい時期を信念で乗り越え、完全に自分のスタイルを会得した感があります。空手で鍛えた心と身体が一体となり、時に豪快に、時に鋭くレースを支配してきます。男女の別なきボートレースの醍醐味をいかんなく示してくれることでしょう。ファンの大きな声援が聞こえてきそうです。

そしてもう一人は、長崎の山口裕二選手。派手さよりも中身で勝負する実力者です。その証左は69.9%という3連対率の高さ。参戦メンバートップです。
とりわけ、行き足を快速に仕上げた時の威力は抜群。相手もコースも関係なく勝ち切ってきます。覚えておきたいものです。

そのほか‥
相手に左右されないレースは不変。2期連続A1級を決めているばかりか、3月に福岡で優勝を飾っている62歳の大ベテラン鈴木幸夫選手

今年2月の児島で3コースからコンマ04のトップスタート。まくり切って優勝した井内将太郎選手と、4月13日に住之江でこれまたトップスタートでまくり勝ちした永田義紘選手の広島のB1コンビ

三重の中堅として外連味のなさが持ち味。実直さがそのまま水上に出ている岡祐臣選手

直前の宮島オールレディースでは、1着こそなかったものの10走中7回の連絡みを決めている地元の柴田百恵選手など…、バラエティーに富んだメンバー構成となっています。

5月9日(土)から12日(火)まで開催の男女混合戦、『公営レーシングプレス杯』にぜひご期待ください。

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