レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年4月17日(金)・18日(土)・19日(日)・20日(月)・21日(火)
  • 一般 サンケイスポーツ杯

    • 中澤和志
    • 3952
    • 中澤和志 /埼玉
    • 西村拓也
    • 4397
    • 西村拓也 /大阪
    • 白石健
    • 3903
    • 白石健 /兵庫

期末の激戦は見どころ満載!

『サンケイスポーツ杯』は4月17日(金)から20日(月)までの短期決戦。緊張感あふれるシリーズとなりそうです。
その中心は中澤和志・西村拓也・白石健の3選手。優勝候補の中心です。

その筆頭である中澤和志選手は昨年11月以降の勝率を7.36とし参戦メンバートップ。SGを含む記念V5の男は決して押し出してこないものの、内在する力で勝負します。
この3月、5年ぶりにSGクラシック(平和島)に出場したサムライは、その2節前に津で優勝(オール3連対)。ライバルにとって堅牢な壁となることでしょう。

これに続くのが西村拓也選手。近況勝率は7.25です。
その持ち味は外連味のない攻撃的自在戦。『まくり差し』はそのカタチです。3コースと4コースにおける『西拓流勝利の方程式』をぜひ覚えておきたいものです。

さらに白石健選手。今年は1月の宮島で優勝を飾っていますが、なんといっても近況1着率40%を覚えておかないことには始まりません。
おまけに浜名湖は2008年2月・2013年4月・2017年2月に優勝と好相性です。加速感あるスタートを駆使し主導権を握ること必至。その『自前のレース』が期待されます。

そして、4月は期末。A1、A2への勝負駆けの選手からも目が離せません。
参考までに現在の想定はA1級が6.19で、A2級が5.39。この付近の選手をマークしておくことも舟券作戦の材料になりえます。

まず、A1ボーダー付近にいるのは小林泰(6.28)、奈須啓太(6.23)、山崎義明(6.20)、山本修一(6.13)、杉山貴博(6.06)、森貴洋(6.02)の6選手。杉山&森の2選手は節間オール3連対で1着が3本~4本あればボーダーに届く可能性があります。

また、A2勝負は谷津幸宏(5.56)、佐藤旭(5.15)、吉田慎二郎(4.98)、池田剛規(4.95)の6選手。特に地元の佐藤旭選手には声援が集まることでしょう。

そのほか…
ベテラン力は健在。モーターの素性を上手に引き出す高橋勲選手
当節の地元代表。堅実さばきで往年のファンをも魅了する安定感の男・池田雄一選手
現在B1ながら現勝率は6.01。初のA1昇格も夢でない長崎の宮本夏樹選手など多士済々です。

4月17日(金)から20日(月)までの『サンケイスポーツ杯』に是非ご期待ください。
(文中データは4月11日時点のものです)

公式アカウント

  • LINE
  • X
  • Instagram
  • Facebook
  • Youtube
  • Youtube
TOPへ