レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2020年1月28日(火)・29日(水)・30日(木)・31日(金)・2月1日(土)・2日(日)
  • G1 静岡県知事杯争奪戦 GⅠ浜名湖賞 開設66周年記念競走

    • 石野貴之
    • 4168
    • 石野貴之 /大阪
    • 徳増秀樹
    • 3744
    • 徳増秀樹 /静岡
    • 毒島誠
    • 4238
    • 毒島誠 /群馬

グランプリレーサー石野貴之と濃くいく徳増秀樹が軸!

ボートレース浜名湖の『静岡県知事杯争奪戦 GⅠ浜名湖賞 開設66周年記念競走』は1月28日(火)から2月2日(日)までの開催。『この闘いは美学だ。』というキャッチフレーズに象徴されるように、強豪レーサーがそれぞれのスタイルをかけ対戦するシリーズです。
その中心は、2019年グランプリレーサーの石野貴之選手と個性派レーサー徳増秀樹選手。これに毒島誠選手を交えシリーズの軸を構成しそうです。

昨年末、住之江グランプリを取り賞金ランキングトップにも輝いた石野貴之選手ですが、浜名湖実績は平凡。これまでV2どまりです。出足型にしたかと思うと伸び型に変更したりして、自在に足色を変えながら最善を尽くしてくるはずです。

また、今大会のCMキャラクターにもなっている徳増秀樹選手は今や静岡の大看板。2020年前期適用勝率8.19は参戦メンバー中トップ。ダントツの安定感を誇ります。難しいと言われている2コースが得意なのは有名ですが、特筆すべきはイン戦の1着率。この1年間1コースの勝利は90%を超えていることを忘れてはなりません。10年ぶりの浜名湖賞Vに、「濃くいきます!」。

昨年、大村メモリアルと児島ダービーで優勝した毒島誠選手はグランプリ優勝戦で5着。苦杯を舐めました。毎年自らのテーマを設け、身体作りや乗艇技術に新しい答えを見つけようとしている毒島選手。優勝候補の一翼を担います。

さらに、菊地孝平選手を忘れてはならないのは当然。グランプリトライアルセカンドの最終戦で見せた『スタート展示5コース、本番2コース』について「これまでのすべてを賭けた選択」と教えてくれましたが、常に、上位への可能性を手繰り寄せるようにレースをしている本物のアスリートです。信頼は当然でしょう。

そして、大注目は松井繁選手。調整面で試行錯誤を重ねた2019年は結局答えが出ずじまい。しかし、直前の若松ダイヤモンドカップで光明を見出し「兆しがきました」と語りました。50歳にしてますます探究心旺盛な王者がシリーズの主役となる可能性は小さくありません。

このほか…
昨年はグランプリシリーズ戦を含めてV8。人柄同様レースも実直な馬場貴也選手
昨年9月の浜名湖GⅡMB大賞で優勝。躍進著しい磯部誠選手など多士済々です。
1月28日(火)から2月2日(日)までの『GⅠ浜名湖賞 開設66周年記念』にご期待ください。
(文中データは1月20日時点のものです)

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