レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2019年12月7日(土)・8日(日)・9日(月)・10日(火)・11日(水)
  • 一般 マンスリーBOAT RACE杯

    • 今村豊
    • 2992
    • 今村豊 /山口
    • 市橋卓士
    • 4063
    • 市橋卓士 /徳島
    • 佐藤翼
    • 4573
    • 佐藤翼 /埼玉

レジェンド今村豊が大看板!

『マンスリーBOAT RACE杯』は12月7日(土)から11日(水)までの5日間開催。ボートレース界の歴史を背負ったレジェンドから若手までが参戦する男女混合戦です。

その柱は何と言ってもミスターボートレース・今村豊選手。昔話ながら、1984年のSGオールスターと1992年のSGメモリアルを取っているなど浜名湖は好相性。1981年5月にデビューすると、勝率6.20で即A級昇格。以来77期連続でトップランクをキープし続けているのです。まさにレジェンドというほかありません。昨年の3月以降優勝こそありませんが、得意の浜名湖で躍進する可能性は小さくありません。

この大看板を追う筆頭は、今年V6としている市橋卓士選手。戸田(3月)・多摩川(5月)・大村(7月)・戸田(7月)・三国(8月)・芦屋(9月)と切れ目なく結果を残している市橋選手。かつては『完全なまくり屋』でしたが、5年ほど前に転身。「記念で安定した成績を残すためには柔軟性が必要だと考え、レースを変えてきました」と言います。2012年と2017年に優勝を飾っている浜名湖でシリーズリーダーとなることは間違いないでしょう。

一方、女子では喜多須杏奈選手が筆頭格。来期勝率5.15は参戦女子のトップです。その走りは攻めもある自在戦タイプ。果敢さと冷静さの両方を併せもったレースで混戦をしのいできます。

そのほか…
来期適用勝率7.40で参戦メンバートップの勝率をマークし、3連対率74%を誇る佐藤翼選手
今年7月浜名湖で10戦6勝。インから逃げて優勝したばかりか、来期A2からA1に昇格する小山勉選手
かの阿波勝哉選手をして、「いま最も伸びをつける選手」と言わしめている今年V2の福井の星・下出卓矢選手
地味な印象ながら成績を伸ばし続け、来期は勝率6.63。今夏福岡で優勝し結果も出している静かなる実力者・乙藤智史選手
今年9月の三国で産休・育休から復帰。変わらず果敢に先頭ゴールを狙いにひた走る木村紗友希選手
今年は多摩川(7月)と津(11月)で優勝。56歳となった今もなお鋭発スタートを連発する倉谷和信選手
倉谷選手と同期で実力者。幅広い戦法を誇る烏野賢太選手など、メンバーは実に多彩です。

12月7日(土)から11日(水)までの5日間開催『マンスリーBOAT RACE杯』にご期待ください。
(文中のデータは12月3日時点のものです)

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