レース展望

萩野滋夫のレース展望
  • BOAT RACE浜名湖がある湖西市新居町がJLCアナウンサー・荻野滋夫のふるさと。
    幼いころから感じていたレーサーへの憧れが、ボートレースへの情熱の源です。
    選手の近況成績やリズムだけでなく、個性や人柄を交えてお送りする『シリーズのプロローグ』は情報多彩で情緒満点。レースイメージの翼を広げるためのお供にどうぞ。

  • 2018年9月7日(金)・8日(土)・9日(日)・10日(月)・11日(火)
  • 一般 創刊70周年記念 スポーツニッポン菊花杯

    • 大場敏
    • 3489
    • 大場敏 /静岡
    • 海野ゆかり
    • 3618
    • 海野ゆかり /広島
    • 河村了
    • 4308
    • 河村了 /愛知

混戦模様の男女混合戦は必見!

『創刊70周年記念 スポーツニッポン菊花杯』は9月7日(金)から11日(火)までの5日間開催。女子8名を交えた混合戦は見どころ満載ですが、大場敏・海野ゆかり・河村了の3選手が中心となりそうです。

地元のベテラン大場敏選手は、今年3月に三国で優勝。勝率も近況6点台後半としており堅調です。かつてほどのイン志向ではないものの、『勝負できるコースの選択』には余念なく舟券貢献度も3連対率73.4%と信頼に値するレーサーの代表格。過去12回優勝している地元浜名湖の絶対軸となることでしょう。

海野ゆかり選手は今年7月に浜名湖の男女W優勝戦で浜名湖初V。さらに8月15日の徳山オールレディースで今年V2。その後もボートレース津オールレディースでも優勝戦2着とするなど、この夏場にリズムアップしています。経験値を駆使した高い調整力とレース展開力で男性陣顔負けの存在感を示すに違いありません。

さらに、愛知の河村了選手も中心レーサー。優勝争いに加わること必至です。今年は8月8日に多摩川でV。高い集中力を武器に、華麗に旋回する姿は美的でもあります。現勝率7.12は参戦メンバートップで実力は明らかに上位の河村選手が、2012年8月以来6年ぶりの浜名湖Vを決める可能性十分です。

そのほか…
この8月20日に浜名湖で優勝。近況6.77の勝率をマークしリズムアップ途上にある松下一也選手

大場敏&松下一也の両選手と並び静岡の看板レーサーであり、繊細な調整感性を持ち合わせるプロフェッサー・横澤剛治選手

3連対率は7割前後をキープ。8月多摩川で優勝を飾っている関東の注目株・寺本重宣選手

浜名湖は、2002年と2004年のMB大賞をはじめ通算V4とドル箱水面。ベテランらしく総合力で戦う平石和男選手

5月以降の勝率が7.22で参戦メンバーの中ではダントツのトップ。大崩れなく粘り切るスタイルがファンにも浸透している永井源選手

浜名湖は、今年6月にインから逃げて優勝。5月以降の来期適用勝率も6.75と上昇一途の永田秀二選手など、実に多士済々です。

9月7日(金)から11日(火)まで開催の男女混合戦『創刊70周年記念 スポーツニッポン菊花杯』にどうぞご期待ください。

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